スペックが足りないのはわかっていたんですよ、でも次に安くなったら買おうと思ってウィッシュリストに入れた途端にセールやるもんだから買わずにはいられなかったんです。
そして買ったからにはやってみたくなるのが自然の流れというもの。
なので実際にプレイできるかを確かめるために7 Days to Dieを動かしてみました。
スペックとゲーム開始まで
必要スペック
推奨スペックは戦わずしても勝負はついているので記載しません、気になる方はSteamの購入ページなどを確認してください。
最低限必要なスペック
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7 or higher (64-bit)
プロセッサー: 2.4 Ghz Dual Core CPU
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: 2 GB Dedicated Memory
DirectX: Version 11
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 12 GB 利用可能
サウンドカード: Sound Card: DirectX® Compatible
Steamの販売ページより
一応最低スペックは満たしている模様。
グラフィックはメモリが条件を満たしていれば良いということですかね、今現在使用しているのがGTX960の2GBなのでなんとか行けそうな気はします。
OSは流石にWindows10ですしメモリも12GBあるからクリア、CPUはCore i7 920という12年くらい前のCPUを使い続けているのでこれがちょっと怖い。
CPUについては7 Days to Dieに限らず最近のゲームにはだいたい厳しいです、他のパーツは故障して買い替えしてるけどこれだけは未だに現役なのでそれはそれですごいとは思いますが。
重ねて言いますがこれはあくまで最低限必要なスペックです。
ゲームが始まらない
とりあえず起動して音声やらサイズやらいじって新規ゲーム。
固定マップにしようかと思いましたがランダムマップのほうが好きなので選択しました。
するとマップの生成がスタートされるのですが、この時点でCPU使用率が100%で固定、生成のパーセントが進まなくなる状態になりました。
少しの間そのままにしてようやく1%に上昇、その間も使用率はマックスのまま同じくらいのスピードでした。応答無しにはならなかったのでフリーズしていたわけではないようです。
CPU温度は60℃~70℃と高いけど致命的なレベルではないくらいでしょうか、結局そのまま5%くらいまで待ちましたが強制終了させました。常時100%を続けるのが怖くなったので。
設定を変えて再生成
ゲームが始まらないのは流石にまずいのでマップを再生成、今度はサイズを1段階下げた4096×4096にして作成してみました。
そうすると先程よりも早くマップ生成が進んでくれるようになり一安心、CPU使用率はほぼ100%使用しているものの時たま90%台まで下がることもあったのでそのまま続けました。
約10分程度でワールド生成が完了、スペックによるところは大きいですが無事にゲームを始めることができたので第一関門はクリアと言って良いでしょう。
ゲーム開始後の設定による違い
中設定
ゲームが開始すると砂漠っぽいバイオームに一人投げ出されました。
画質の設定はデフォルトの中、ゲームプレイには問題ないレベルの見た目です。
そう思っていたら操作方法云々の前にいきなりトラブルが発生、CPU使用率は50%程度で問題ありませんでしたがGPUのメモリ使用率がすでに100%に到達。
運が良ければ中設定くらいで遊べるかと思っていたのは早くも崩れ去り、設定を下げることを余儀なくされてしまいます。
やはりGPUのメモリが足りていないようです。
低設定
次に変更したのは中の一段階下になる低設定。
CPUの使用率は中のときと変更なく50%程度、実際のゲームプレイ中はそこまでCPUを使用するゲームではないのかもしれません。
肝心のGPUメモリ使用率は80%前後とだいぶマシにはなりました。
ただこれでゾンビの数が増えたり描写するテクスチャが多かったりするとまた厳しくなりそうな気もします。見た目はまだゲーム的な外見を保っているでしょうか、車のフロント部分とか結構アレな感じになってきていますけど。
ちなみに中設定と同じ場所でスクショしております。
最低設定
とりあえず確認のために最低設定にしてみます。
だいぶやべえ事になっていますね。
CPU使用率は50%程度、GPUメモリも50%前後とかなりPC的には優しくなりました。
その分見た目はかなり犠牲になっていますね、車はモザイクが掛かったようにデザインが潰れていますし、一番近くにある棍棒はもはやチョコアイスのようになってしまいます。
単純に見た目の問題だけではなく描画距離の問題もありまして、砂漠のバイオームには触れるとダメージを受けるサボテンが自生しているのですが、そのサボテンも見た目でわかりづらくなるほか急に現れたりするので天然の不可視トラップに変貌しています。
それとゾンビもだいぶ変わります。
最低設定になるとゾンビは顔自体が潰れるので見た目のホラー感が皆無になります。
音声はそのままなのと描画の関係でいきなり出現するという別ベクトルでのホラー感は楽しむことが可能です、それにしてもこの石斧の見た目は手作り感がすごい。
結論
というわけでまだプレイというプレイもしていませんが実際に起動してみてわかったこと。
・ワールドの生成にはCPUパワーが必要
・実際のゲームプレイにはGPUのメモリが必要
・画質を下げると動作はかなり軽くなるが見た目はアレになる
・インベントリはTabキーで開く
少なくとも中設定くらいでプレイするのであればGPUメモリが2GBでは足りないというのが一番のポイントでしょうか、購入を検討している方は注意です。
そして実況プレイ動画も多く上げられてるため、「プレイした気」にはなっていたけど実際にプレイしてみるとかなり操作には戸惑います。特にインベントリはTabキーで開くことを覚えておきましょう。
まとめ
なんかこう、スペックの高いPCで動かしたら~といったサイトは多いけど、低スペで動かしたらどうというのが少ない気がしたので作ってみました。
買って失敗する前に一度見てもらえたらなと思います。
正直僕自身そこまでPCに詳しくないので上辺だけのものにはなってしまいますけどね、とりあえず12以上年前のPCと5年くらい前のGPU使ってるやつの結果くらいに見ておいてください。
ちゃんとプレイするのはしばらく先送りになりそうです。