今回はご存じの方も多いかもしれない宇宙探索ゲームのノーマンズスカイの紹介です。
発売当初から買っていて最後にプレイしたのは2018年、現在も様々な要素が追加されておりもはや初期とは別ゲーと言ってもいいくらいの進化を遂げています。
久々に始めからプレイしてみましたがかなりチュートリアルが丁寧になっていたのでそれに沿って序盤の流れを解説していきます。
宇宙船を飛ばすまでなので本当にさわりだけですが意外と手順が多かったです。
ゲーム概要
まずは未プレイの方向けに簡単にゲーム紹介。
ノーマンズスカイは2016年に発売された、広大な宇宙を旅するゲームです。星系ごとにいくつかの惑星や衛星が存在し、それぞれ特徴のある星を巡っていきます。
最大の特徴は存在する惑星の数で、1800京という普段の生活では目にすることのない桁の星が存在します、兆の次と言われても現実味が湧きませんね。
発売当初はやれることが少なく移動→探索の繰り返しのみでしたが、アップデートを重ね建築などのクラフト要素が増えたりマルチプレイに対応したりと現在も定期的にアップデートされています。
宇宙の中心を目指すという目標はあるものの寄り道上等、交易で稼ぐもよしおしゃれな拠点を作るのもよし惑星をひたすら訪れるのもよしで自由度の高いゲームです。
ゲームスタート、操作方法
ゲームを開始する
起動したらニューゲームの上で左クリックを長押ししましょう、このゲームのアクションや実行などは基本的に長押しが必要です。
モードはゲームを楽しみたい場合ノーマルを推奨、他のモードは慣れてからで十分です。
操作方法を確認する
基本的な操作方法は以下の通り、PC版です。
移動・・・WASD
視点移動・・・マウス
ダッシュ・・・Shift
ジャンプ・・・スペース
メニューを開く・・・Tab
オプション・・・Esc
スキャナー・・・C
分析レンズ・・・F
調べる、アクション・・・E
ビルドメニューを開く・・・Z
マインビーム・・・左クリック
細かいのは他にもありますが今回使うのはこのくらいです、詳細は後ほど。
特徴的なのはダッシュ操作、Shiftキーを押すとダッシュ状態になりスタミナがなくなるまで走り続けます。押している間だけ走るわけではないので歩きに変更する場合は一度移動キーを離す必要があります。
また、高いところから落ちるともちろんダメージを受けるので高所から降りる際は着地直前に一瞬ブーストを吹かすなどして対応しましょう。
スキャナーを修理する
必要な情報を確認する
難易度を選択後しばらくのロード時間を挟み、突然惑星に立っているところからスタート、これから長く付き合っていくこととなる自身のアバターとご対面です。
もし見た目が気に入らなくても後から変更できるのでご安心ください。
まずは降り立った惑星の情報を確認しましょう、画面の左下に一覧が出るのでその惑星の状態をある程度判別可能です。見逃した場合もEscからオプション画面を開くと確認できます。
気候・・・穏やかでない説明であれば厳しい気候です。
センチネル・・・本作の敵である機械軍団、警戒の厳しさを表示します。
植物・・・高レベルであればあるほど豊富ですが攻撃的な植物も増えます。
動物・・・高レベルであれば攻撃的な動物が出やすくなります。
以上を踏まえて確認するとこの惑星は気候有毒ガス! センチネル頻繁! 植物レベル高5! 動物レベル高2!あれ?ヤバくない?
開始直後の状態としてはかなり厳しい惑星からスタートしてしまいましたがそこは腐っても経験者、初プレイで同じ状況になってしまった人のためにも上手く切り抜けてみせます。
スキャナーを修理する
この惑星では常に有毒ガスが吹き出ています。初期装備で有毒物質から身を守る危険防御システムが搭載されているものの徐々に燃料が減っていくのでずっと防護してくれるわけではありません。
危険防御システムの維持ができなくなると生命維持装置のゲージが減り始め、最終的にはゲームオーバーになってしまいます。
そうなってしまう前にシステムのチャージに必要な「ソジウム」を集める必要があります。主に黄色く光る植物から採集可能、適当に動き回って探すのもいいですが時間をかけすぎると危険なので周囲の情報を集めるスキャナーを修理します。
スキャナーの作成に必要な素材は「フェライト塵」が75、鉄みたいなものです。
フェライト塵は主に石のような見た目のオブジェクトから入手可能です。
画面中心のポインタをオブジェクトに合わせると採集可能な素材が表示されます。その状態で左クリックを押すとマインビームという採集光線が発射されます。
見た目の大きいものは多くの素材が入手可能な分壊すのに時間がかかります、あまり連続して使用するとオーバーヒートするため適度に冷やしながらビームを撃ちましょう。
常に一定数必要になる素材なので余裕があれば多めにとっても問題ありません。
マインビームのエネルギーが無くなってしまった場合は炭素でチャージ可能です。炭素は主に植物から入手でき、これから嫌になるほど必要になるためある程度確保しておくといいですよ。
必要な数量のフェライト塵を手に入れたらスキャナーを修理しましょう。
Tabでメニュー開いたらAキーかDキーを押す、もしくは画面上部のマルチツールをクリックしてマルチツール画面を開きます。
マルチツールは採集、地形改善、戦闘など名前の通り外部に影響を与える行動のほぼ全てを担当します。ゲームが進めばアップグレードや買い替えなどで強化もできるようになってきますが現時点では最低限の機能しかありません。
画面を開いたらスキャナーをクリック、修理に必要な素材としてフェライト塵を要求されるのでクリックして修理しましょう、これでスキャナーが使用可能になります。
スキャナーを使用する
修理が終わったら早速使用してみましょう、Cキーを押すと周囲をサーチしてくれます。再使用までにクールタイムがあるため連発はできませんが、燃料等は必要ないのでバンバン使っても大丈夫です。
色々目移りしそうな部分もあるかもしれませんが、まずは黄色いNaと書かれた地点を目指して進んでください。
黄色く光っている「ソジウムが豊富な植物」を発見すればOKです、このタイプはマインビームを使用しなくてもEキーで回収できるので長押しで回収しましょう。
チャージする
手に入れたソジウムを危険防御システムにチャージします。
Tabキーでメニューを開きエクソスーツ画面を開きます。危険防御システムをクリックするとチャージするの項目があるためそちらを選択、ソジウムが表示されるのでチャージという流れです。
ちなみにこの操作はマインビームや生命維持装置のチャージも共通なので必須操作です、定期的にゲージを確認し即チャージができるような体制を整えていきましょう。
宇宙船に向かう
ソジウムもチャージして当面の安全を確保した後はナビに従い移動します。
赤い六角形のマークの位置に宇宙船があるので向かいましょう、徒歩だとそこそこ遠い距離にあるのでダッシュやジャンプなどの操作を試しながら進むといいです。
また、道中で集めておくといい素材を紹介します。
ソジウム
先程も回収した黄色く光る植物から手に入ります。
おそらくチャージしたエネルギーは割とあっさり無くなっていくので常にある程度の数量を確保しておきたいところです。
ただし遠方にあるのをわざわざ取りに行くのは非効率なため、あくまで道中無理のない位置にあるものを回収していくようにするのが無難です。
酸素
生命維持装置のゲージ回復に必要、必須素材。
ソジウムの回収に手間取った場合生命維持装置のゲージも減少していると思います、ゼロになるとゲームオーバーになってしまうのでこちらも一定数は必要です。
入手は主に赤い「酸素が豊富な植物」から入手可能、結構固まって配置されていることが多いので一箇所見つけられればしばらくは大丈夫でしょう。
もしくは攻撃的な植物を破壊しても入手可能です、近づかなければ脅威ではないので見つけたら遠くから狙ってみるといいですよ。
濃縮炭素
古いバージョンではプルトニウムと呼ばれ、宇宙船の離陸に必要だったため無くなると最悪詰むレベルで重要でした。
現在は主にマルチツールのチャージに必要で、炭素よりも少ない数でチャージすることができます。後々必要になってくる機会も多いので優先的に回収しましょう。
地面から伸びる赤い結晶のオブジェクトが目印です。目立つので簡単に見つかります。
二水素
こちらは現バージョンにおいて宇宙船の離陸に必要な素材となったためかなり重要な素材となりました。
一度に回収できる量が少ない割には結構な数を必要とするので見つけ次第回収しておくといざというときに役立ちます。
見た目は濃縮炭素と同じ結晶で青い色をしています。濃縮炭素に比べると背が低く採集量の少ない結晶が広い範囲に発生しているイメージ。
売ったところと違う部分の結晶が壊れるのは仕様でしょうか。
向かう際の注意点
基本的には向かっている最中に上に挙げたような素材を見つけたら回収するというようにしていけば問題なく到着します。
逆に宇宙船で動けるようになるまでは他のものに手を出さないほうがいいです、オブジェクトの中には危険なアイテムもあるため、不用意に触れると痛い目にあうものもあります。
実例を示すと今回道中にグラビティーノボールというアイテムが出現しました。これは高額で売却できるのですが、取り締まりされている物質なので入手すると機械軍団のセンチネルに問答無用で攻撃されてしまいます。
初期状態では勝ち目もないため一目散に逃げるしかありません、ただでさえ劣悪な環境の中逃げ回るのは非常に手間がかかるので、最低限宇宙船を手に入れて逃げる手段を確保してから手をつけるようにしましょう。
パルスドライブを修理する
まずは宇宙船に乗る
やっとの思いで宇宙船に到着したのはいいもののお約束と言うか宇宙船は壊れています。最低限動かすために必要な装置を修理していきましょう。
ですがその前に一度宇宙船に乗り込みましょう、乗り方は宇宙船の近くでEキーを長押しです。
乗ったところでまだ動かすことはできませんが、宇宙船の船内にいる間は気温や有毒ガスを含む惑星の環境による影響を受けず、危険防御システムのゲージが回復していきます。
基本的に宇宙船内部は安全が確保されているため、情報を確認するときやクラフトするときなどじっくり時間を使いたい場合は乗った状態で行うことをおすすめします。
後セーブも宇宙船から降りたときにされます。
金属プレートを作成する
ここからはクラフトの要素が入ってきます、最初に修理するのはパルスドライブというパーツでこれがないと飛びません。
必要な素材は気密シールと金属プレートです。気密シールはイベント扱いなので先に金属プレートを作成することになります。
パルスドライブの修理に必要な金属プレートはフェライト塵50で作成することができます。あらかじめ集めておいた場合はそのまま作成可能です。
集まっていない場合はスキャナーの修理時と同様に石のようなオブジェクトから採集しましょう、マインビームのエネルギーが少なければ炭素系の素材でチャージも忘れずに。
クラフトの方法はメニューのエクソスーツか宇宙船に表示されている歯車マークの空きインベントリ上で左クリックを押します、すると作成可能なアイテムの中に金属プレートがあるので選択すれば作成完了です。
この操作も今後お世話になるので覚えておきましょう、金属プレートもよく必要になります。
気密シールを入手する
もう一つの修理素材である気密シールはまだ作成に必要な設計図を持っていません。
墜落地点に来たときに調べたビーコンを調べると「星系図」というアイテムを入手します。
これは僕が2018年にプレイしているときにはまだ実装されていませんでした、貴重品かと思いきや結構簡単に手に入ったのでイベントアイテムというわけでもないようです。
例によってEキー長押しで使用すると突然見下ろし画面になり広範囲にレーダーが発信されます。そして気密シールを入手できる場所を示してくれるので、今度はそこに向かいましょう。
今回のプレイでは大きな山をひとつ超える必要があり大変でした、追い打ちをかけるように「毒性の暴風雨」という天候イベントが発生、すごい速さで防御システムのゲージが減っていきました。
僕は強行しましたが天候イベントは一時的なものなので宇宙船に戻ったり屋根のある建物の下、たまに見つかる洞窟の中に入るなどすればやり過ごすことができます。
向かった先の建物の中で無事気密シールを入手、イベントでひとつ入手していますが地味に同じタイミングでレシピも入手しているため今後は作成も可能です。
建物の中には気密シール以外にも調べることができる場所があるのでチェックしておきましょう、もしナノマシンというアイテムを入手できれば後でスーツなどのアップグレードパーツを購入できます。
分析レンズを作成する
まっすぐ宇宙船から向かった人は大丈夫でしょうが、色々目移りした人であれば宇宙船の位置がわからなくなっているかもしれません。宇宙船の場所を表示してくれる分析レンズを作成します。
作成にはカーボンナノチューブというアイテムが必要になるので、金属プレートのときと同じ用にインベントリの空きを左クリックで選択して作成します。素材は炭素なので持っていない場合はそのあたりの植物から入手しましょう。
カーボンナノチューブを作ったら分析レンズを作成します。やり方はメニュー画面からマルチツールに移動し空きスロットでEキーを押しテクノロジーの作成から分析レンズを選択、カーボンナノチューブを使用すれば作成できます。
作成後はFキーを押すと画面が分析レンズ状態になり、白い六角形で宇宙船が表示されるようになります。また、中心にある楕円の中に動物、植物、鉱物などを収めた状態で左クリックを長押しすると対象をスキャンすることができるようになります。
初めて発見した場合報酬がもらえます、序盤の金策としては重要なので余裕があればどんどんスキャンしていきましょう。あまりないケースだけど他のプレイヤーがすでに見つけていたら報酬はもらえないので諦めましょう。
レンズを作成後は表示された宇宙船に向かってまた戻っていきます。
発射エンジンを修理する
ようやくパルスドライブを修理しましたが、まだ飛び立つことはできません。宇宙船が離陸するためには発射エンジンも修理する必要があります。
やることはパルスドライブのときと同じです、作業をするときは宇宙船の中で行うようにして安全を確保しておきましょう。
二水素ゼリーを作成する
まずは二水素ゼリーを作成します、一体どんな物質なのか想像もつきませんね。
必要な素材は名前の通り二水素で、青い結晶から採集可能です。
行き帰りの道中で集めていた場合はすぐに作成可能ですのでぱぱっと作ってしまいましょう。もし足りなかったり集めていなかったらスキャンを行い青いマークを探して入手します。
操作は他のクラフトと同じなので割愛します。
ピュアフェライトを入手する
ピュアフェライトはフェライト塵の上位素材のような位置づけです。
特定の石から採集も可能ですが、高機能マインビームというテクノロジーが必要です。今はまだ作れないので別の手段で入手することになります。
最初にフェライト塵と炭素を集めます、今までもそうですがこれからもこの2種類が不要になることはないので嫌になるほど集めても問題ないです。
次に建築物としてポータブル精製機を設置します、別のゲームで言うところの「かまど」とか「炉」に相当するものですね。金属プレートが一枚と酸素が30いるのであらかじめ用意しておきましょう。
素材が用意できたらZキーを押してビルドメニューを開き、ポータブル精製機を選択し左クリックで設置します。後から回収できるので設置する場所はどこでも大丈夫です。
今後は建築をこのビルドメニューから行っていくことになります、作れるものが増えていくとごちゃごちゃしてきますが画面下部の操作説明を見ながらやっていきましょう。
ここまで来たら入手は目前です、フェライト塵を精製機にかけピュアフェライトにします。
精製に必要なのは精製前の素材と燃料、素材はフェライト塵で燃料は炭素類です。
変換効率は1:1なのでフェライト塵は50あれば十分です。燃料は濃縮炭素のほうが少ない数で燃料にできますが炭素でいいです。
後は少し待てば出来上がり、作成した二水素ゼリーとピュアフェライトで発射エンジンを修理すれば晴れて宇宙船が使用可能になります。
Wキーを長押しすれば離陸可能です、ここから果てしない宇宙の探索に身を投じていくことになります。その前に宇宙船を降りてセーブして精製機をEキーで回収することを忘れずに。
まとめ
プレイ時間にしたらスムーズに行けば30分くらいでしょうか、文章にすると思ったより長くなってしまいました。
自由に動けるようになるまで少し長い気もしますが、ここで行った操作はこのゲームのプレイするのであれば何度もでて来ると考えれば妥当かなと。
チュートリアルもまだ途中でこれから建設や星間移動などの要素がはいってきますが、そのあたりは実際にプレイしてみてください。
面白いだけに最初でつまずいたらもったいないですからね、少しでも初めてプレイする方やプレイを検討している方の参考になれば幸いです。
できることがどんどん増えていくのが好きな方には特におすすめですよ。