【Core Keeper】地下でサバイバルしながらクラフトするゲーム

思わず衝動買してしまったゲームの紹介です。思わず衝動買いって日本語正しいのかな。

タイトルからゲームの内容はほぼ理解できるのではないでしょうか、気がついたら時間が経過している系のゲームで、ハマる人はとことんハマるタイプのやつです。とりあえずボスを一体倒した程度の進行度と知識でやっていきます。

2022年3月現在ではアーリーアクセスのゲームであるため、今後内容は変更される可能性があります。ご注意下さい。

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ゲーム概要

もちろん建築もできる

Core Keeperは2022年3月にアーリーアクセスで発売されたゲームです。日本語には対応していませんがこういうゲームのプレイ経験があればなんとなくわかりますし、そのうちきっと誰かが日本語化してくれると信じています(他力本願)。

ジャンルはSteamのストアページによるとアドベンチャー、RPGなどが当てはまるようです。プレイした印象としては加えてサバイバルとサンドボックスも該当すると思います。

ゲーム画面は2D見下ろし型で、見た目は自分が今までプレイしたゲームの中ではStardew Valleyが一番近いかなと。操作はキーボード以外にもコントローラーに対応しており、ゲーム内のガイドも操作環境によって変わる親切設計です。

ストーリーとしては「探検中に謎の装置によって転送されたプレイヤーがサバイバルしながら帰還する方法を見つける」というざっくりしたものがあります。でも始まって数分プレイしたら忘れるので気にしなくてもいいでしょう。

マルチプレイにも対応していて、わちゃわちゃしながらまったり遊ぶのも良さそうです。残念ながらマルチプレイをしてくれる仲間は同梱されていないので自分で用意する必要があります。

注意点としては2Dゲームでありながら必要スペックはけっこう高めという部分。メモリだけ見ても最低8GB必要など、最近このブログで紹介した2DゲームのVampire Survivorsやヒーローズアワーの必要メモリが最低512MBであることを考えると高いと言えるでしょう。詳細はストアページから確認できるため、購入前に一度目を通しておきましょう。

Core Keeperのストアページ(外部リンク)

できること

まだ作っていない設備もあるし試していないこともあるしで全ては語れません。サンドボックスゲームでできそうなことはだいたいできる印象。主に序盤からできることを紹介していきますので雰囲気だけも伝わって下さい。

掘削

サンドボックスにおいて一番重要な部分は素材収集が楽しいかどうかだと思っている身として言わせてもらえば、このゲームの素材収集は楽しいです。

このゲームは舞台が地下ということもあって全体的に見通しが悪いです。どこに何があるかというのは掘ってみないと把握できないため、とにかく手あたり次第掘っていくことが求められます。つまり、素材の収集と周辺の地形把握が並行して行えるということです。

建築に使用する建材によっては初期地点の素材も必要になるなど腐る素材も少ないため、掘れば掘るだけ選択肢が広がります。素材系のアイテムはスタック数がデフォルトで999なのもありがたいです。

また、クラフトゲームには標準装備の鉱石類もあり、これはある程度の壁越しでも光ってその位置を教えてくれるようになっています。そしてこの鉱石を掘るのがとんでもなく楽しいんですこのゲーム。

右奥も光ってる

見つけた鉱石の場所まで行く→その周囲にある鉱石をさらに見つける→そこに向かうと更に別の場所に見つけてまたそこに向かう→途中に空間があって見たことのないアイテムを見つける→そこで見つけた鉱石に向かう→(以下繰り返し)だけで最初の1~2時間は遊べます。

そうやっているうちに自然に素材が集まり、新たなクラフトにもスムーズに移ることができます。もしそこで新しいツールが作成できたならまた掘りたくなるのが当然の流れ、そのまま上のループが再開されてひたすら時間だけが経過していきます。

素材集めと探索がセットになっているタイプのゲームはここが楽しいですよね。

クラフト

作れるアイテムが決まっている

Core Keeperはデフォルトで作成できるアイテムの数が少なく、ほとんどは各種作業台を必要とします。逆に言えば用途に合わせた作業台を用意しないと必要なアイテムは作成できないということです、ここらはTerrariaに近いものがあるでしょうか。

作業台ごとに作成可能なアイテムは決まっているため、上のランクの素材が必要な作業台を作成したからといって前のものが不要になるということはありません。なのでゲームが進めば進むほど作業台の数が増えていきます。

序盤から作ることができる木材の作業台から始まり、基本的に鉱石をキー素材としてランクが上がっていきます。壁や家具、武器防具、装飾品、料理、ポーション、修理、トロッコ、自動化回路などは確認しています。それぞれ作業台が違うので少しずつ配置がめんどくさくなるのが難点。

あと重要なのがツールの修理机で、耐久値がなくなったツールをスクラップというアイテムを使って修理することができます。スクラップは木材から作ることができるツールを解体すれば容易に手に入るため、修理机を常備していれば探検中でもすぐに修理が可能です、ぜひ覚えておきましょう。

戦闘

戦闘は近接と遠距離があり、近接の剣はクラフト可能、遠距離武器は自分のプレイ状況では作成できるか不明で、ランダム配置の木箱やチェストからスリングショットやフリントロック銃みたいな武器が入手できました。

戦い方はゼルダの伝説みたいに敵に近づくもしくは照準を合わせて攻撃するだけ、敵は攻撃の直前に光るためよく見てよければそこまで被弾することはないです…と言いたいところなんですが、光ってから攻撃までの猶予が短いので避けるのは結構難しいです。

しかもこちらが受けるダメージが防具を固めても大きめで、最初から出てくるスライムでさえ4~5発攻撃を食らうと死亡します。倒れるとその場にインベントリ内のアイテムを残してしまうため、敵の多い地点で死亡するとアイテムの回収がかなり難しくなります。

じゃあ遠距離ならと思うかもしれませんが、遠距離武器は差はあれどクールタイムが生じるため連発がききません。しかも焦ると結構外すためその間に近づかれるとほぼ詰みます、スライム以外の敵は全体的に殺意が高めで移動速度も速く、もたついているとあっさりやられてしまいます。

この後潰されます

それでも動き自体はパターンが決まっているので何度も挑めばいつかは勝てるようにはなっています。どうしても無理ならいったん諦めて装備やスキルの強化を行ってもいいし、仕様をついてこちらが一方的に攻撃できる状況を作るなどサンドボックスならではの戦い方もありです。ボスの撃破順やバイオームの侵入に制限はないため、時間をかければクリアできるようになっています。

スキル

全部英語

プレイヤーが歩く、戦う、クラフトするなど行動するごとに各スキル経験値がたまり、一定になるとレベルアップします。レベルが5上昇するとスキルをアンロックすることが可能で、様々な恩恵を受けることができます。

例えば掘削のスキルは掘る速度が上がるほか、より遠くの鉱石を発見できるようなる、ほった鉱石が増えることがあるなど効率に直結するものが多いです。スキルがアンロックできるときは画面にメッセージが表示されます。

スキルツリーもあるにはあるのですが、手前のスキルをレベル5にしないと次のツリーに進めないようになっているのはちょっと不便ポイント、アプデで変わらないかなと思ったり。

農業

見た目もユニーク

地下に生えている植物を採取したり、敵のドロップで種が手に入ります。農業ではおなじみのクワで耕し種を植え、じょうろで水をあげればあとは勝手に育ちます。中には土壌が岩でなければ育たない植物もあったりして個性的なものが多いです。

また、木の種を植えるとそのマスを中心に枝?が伸びていき、木材の安定供給が可能です。地下生活とはいえ木材はあらゆる場面で必要になるため早めに育てることをおすすめします。

農業の注意点としては、収穫時の種入手が確定ではないという点。スキルを上げれば入手確率も上がりますが絶対ではないため、種はいらないからといって安易に捨てないほうがいいです。あと細かい部分で言うとどの植物も水やりは一度でいいのですが、ゲームを一旦終了すると水やりがリセットされてしまいます。手間だと思う人は収穫してからやめるようにすると無駄がないかもしれません。

釣り

釣竿を持っていれば釣りができます。木の釣り竿はおそらくクラフトできないため、キャラクリエイトで釣り人を選ぶかランダム配置の木箱などから入手するしかないと思われます。作業台がランクアップすれば金属で作ることができるようになります。

水面に泡がっている近くに糸を垂らすと食いつきがよくなっている気がします、さっきからすべて憶測なのは実際にこうであるという確証がないからです。投げられる距離は思ったより短いため、橋などをかけて自分からポイントに近づくと釣りやすくなります。

ヒット時はオーソドックスな釣りミニゲームといった感じで、マウス時は右クリックを押している間リールを巻き取ります。魚のアイコンが赤いときに押しているとテンションが上がっていき、右端までゲージが到達するとバラされます。

釣れる魚はバイオームごとに違い、釣竿のランクが低いと釣れないこともあります。本格的に釣るならある程度のものを作ってから挑みましょう。釣りのミニゲームは大好きなんですけど個人的には少し作業感強め、でも食材として魚は優秀だからついつい集めちゃう。

料理

料理のバフが強力

このゲームには空腹ゲージがあり、時間経過で減少していきます。回復には食料が必要となるのですが、植物にしろ魚にしろ虫の肉にしろ食材の状態だと性能が物足りません。そこで料理をすることで一気に性能を上げることができます。

2つの食材を組み合わせて作る料理は、同じ食材同士も含めすべての組み合わせで作成が可能となっています。見た目はさすがに用意できないのか色違いも多いですが、食材の色が反映されるのはかえってありがたいです。

使った食材により回復速度アップや防御アップなどステータスの上昇が付与されます。特に回復速度はボス戦で重要になるため、探検用と戦闘用の使いやすい組み合わせを自分で見つけて用意しておくといいでしょう。

探検用には手軽に作れる青いプリンがお勧めです。

まとめ

簡単にまとめると以下の通り

  • Core Keeperは2D見下ろし型のサンドボックスゲーム
  • 2022年3月18日現在日本語は未対応
  • 最低スペックがそれなりに高いため購入前に要確認
  • クラフト系のゲームにほしい機能は大体ある(建築・農業・料理・釣りなど)
  • 戦闘は敵の攻撃間隔や被ダメの高さなど難しめ
  • アーリーアクセスなので今後変わっていく可能性もある

この系統のゲームは偉大な先駆者が多く、細かいところまで見ていくとどうしても「これあのゲームと同じだな」といった場面には出くわします。それでもフィールドを地下に限定し、そこからゲーム性を広げているのは面白いと思います。

ブロックの破壊や設置時に少し癖があって、カーソル通りに置いてくれなかったり松明壊しちゃったりと不便な部分もあります。これは単に僕が慣れていないだけかもしれません。

それと大事なことがありました、このゲームめっちゃ暗いです、雰囲気とかでなくて画面が。スタート直後から真っ暗で周りは見えないし、探検すればするだけ真っ暗、基本画面の8割は暗闇といっても過言ではありません。松明もそこまで明るくないため、マッピングするなら並行してひたすら松明を置いていくことになります。そういうのが苦手な人は注意が必要かも。

倒せるのかこれ

見た目に反してボスの性能がエグく、最初に倒したボスは何度も挑戦しましたし、次に見つけたボスは倒す以前にどうやって戦うのかさえ分からない状態と本当に戦闘は難しいです。急いで倒す必要もないのでじっくり準備していくのが正しい遊び方だと思います。

あとは紹介動画でも流れたけどマルチプレイが楽しそうですね、まだアーリーアクセス中でお値段も高くないので、一緒に遊んでくれる仲間がいる方は布教してみてはどうでしょうか。