久々のリムワールド記事ですね、最近ずっと幽霊屋敷にいたので抜け出してきました。
今回はプレイ記事とまではいきませんが前々からやってみたかったことをやってみました。
題して「100人の襲撃をmodの力でゴリ押し撃退する」、記事タイトルでネタバレしてますね。
僕はコロニー運営とか内政系のチマチマ作業が好きなので襲撃処理が得意ではありません。ですが今回のプレイは以前記事にもした通りモリモリ資産価値が上がっている影響で戦闘を避けて通れないレベルに達してしまっています。
ならばもういっそのこと大規模襲撃を経験してしまおうと考えました、どうせいつか通る道です。
タイトル通りmodの力、主にmod生物の力を借りるため通常の襲撃対策にはあまり役立ちませんが、基本的な戦闘方法は同じなので少しでも参考になればと思います。
主な使用mod
Dragon’s Descent
西洋の4本脚ドラゴンを追加するmod
ドラゴンの性能は高く、遠距離攻撃であるブレスや再生能力など味方であれば頼もしい存在。
今もアプデで卵の孵化器をはじめとする様々なアイテムが追加されています。
妖怪村
名前の通り妖怪に関する要素を追加するmod
妖怪本体の他に武器や道具、派閥に特性などかなり大幅に追加されます。
成長する武器などもありバニラと比べるとバランスブレイカー気味。
kemomimihouse
獣娘を追加するmod、カワイイ。
種類にもよりますが戦闘力はそこそこ、耐久が低いので前線運用は少し厳しい。
今のところはユニークということでもなく、迷子の群れイベントで同種が5体とか出てきます。
Kill For Me
特定の調教を完了することで、家畜同士のチームを作ることができます(一体でも可)。
チームとなった家畜は直接攻撃対象を指示できるようになるため、動物を使った防衛を行うのであれば必須と言えるmod、非常にオススメ。
蛮族襲来
季節は3年目の第一節9日目。ゲーム内時間の朝8時に唐突に画面がフリーズ、これは来るなと思っていたら案の定蛮族の襲撃を告げるアナウンスが。
種類は敵対蛮族で人数はピッタリ100人、出現してすぐに襲ってくるタイプだったのでトンネルじゃなくて一安心しました。ただ蛮族とはいえノーマル難易度で3年目にして3桁に到達するとは思って…いました正直。
導入でも書いたように現在のプレイはmodによりドラゴンやら九尾の狐やら非常に資産価値の高い家畜を複数扱っています。また鉱山modでしばらく放置していたらスチールがとんでもない量になってたりと今までの自分のプレイから省みても資産管理がガバっています。
もともと大規模襲撃チャレンジを念頭に置いていたため特に驚くこともなく、むしろ遠距離攻撃、防御力ともに弱い蛮族タイプでラッキーまであります。
なんだ100人程度かと思った人は感覚が麻痺してます。動画の高難易度プレイなんかを見てると日常の風景みたいになってますけど100人襲撃って普通にエライことですからね、バニラでプレイしてたら目にする機会も少ないのではないでしょうか。
運良く家畜含めコロニー内にいたのでいそいそと迎撃配置につくことにしました。
防衛地点
動物たちだけで撃退していたためにほぼ使われていなかった防衛地点を使っていきます。
基本的には敵の侵入経路を限定することで進軍速度を遅らせ顔を出した敵から倒していくと行ったもの、そこに強力な動物を絡めることで入植者の被害を減らすという感じです。
ぶっちゃけ内政をちまちまやるのが好きで防衛や戦闘はあまり真面目にやってこなかったので上手い人がたくさんいるので参考にするのならそっちのほうがいいです。
ドラゴンゾーン
襲撃者がコロニーに侵入して最初に到達するのがドラゴンゾーン。
道を塞いでいるわけではないけど無視して通り過ぎるには危険すぎる生物がお出迎えします。
彼らの役割は弾除けの他に固有能力である炎のブレスを吐いて襲撃者を炎上させ足止めを行うというもの。
ブレスにはクールタイムがあるので連発はできませんが、現時点で3体いるドラゴンが時間差で次々と火を吹けばかなりの足止め効果が期待できます。
近接攻撃力もかなり高いためそのまま乱戦になっても襲撃者を圧倒できるというデバッファーとタンクを同時にこなす非常に面倒くさい相手が初手から来ます。
同じチームのスランボもバニラ生物としては高い耐久と攻撃力をもつためドラゴンチームに加えています。ネタバレをするとドラゴンよりもスランボのほうが活躍しました。
無機物ゾーン
なんか上手いネーミングが浮かばなかった。
ここはもっぱら足止め用のゾーンです。白い蜘蛛の巣は妖怪村で追加される防衛建築物で、見た目通り上を通るキャラクターの移動力を著しく低下させます。
タレットも攻撃用というよりは壊しに来る前提での時間稼ぎがメイン、ドラゴンゾーンを抜けた後は蜘蛛の巣による移動速度低下とタレット破壊によるターゲット拡散で入植者に近づくのを遅らせます。
本当は蜘蛛の巣もタレットもびっしり配備してたんですけど、ドラゴンのブレスによる全焼と誘爆で惨状がうまれてしまいカットすることに。素材が素材だから燃えやすいんですよね。
入植者ゾーン
動物や無機物だけに任せているわけにはいきません、彼らが時間を稼いでいる間に入植者も戦ってもらっています。
バリケードは乗り越え可能な遮蔽物としての性能は土のうと同じですが、必要素材が木材や石材なので土のうよりも手に入れやすいというのが特徴ですよね(土のうは布・革が必要)。
乗り越え可能であればコロニーの入り口が封鎖された判定も緩くなるためトンネル襲撃対策にもなります。トンネル襲撃に困っている人は拠点を完全に閉めてしまわないようにしましょう、もちろんそれでも完全には防げませんが。
装備している武器はmodで追加されたものをメインに使っています。一人は装備できるちょうどいい武器がなかったためビンを装備して後方で待機しています。75歳のおばあちゃんだからしょうがないね。
ここに来る被害をどれだけ減らせるかが防衛の成否を決めるといっても過言ではありません。
モン娘ゾーン
前線で防衛を続けつつ、襲撃者があらかた通路に入ったところで挟撃をかけます。
ここで登場するのが最終兵器モン娘、妖怪村の九尾の狐とケモミミハウスで追加されたキャラが後方から襲いかかります。
特に主戦力である九尾の狐(白狐)は近接攻撃のDPSが500を超えるという言葉通り人智を超えた強さを誇るため、それが襲撃者だろうがメカノイドだろうがすべてをワンパンで消し去ります。
攻撃イコール死亡なので捕虜が回収しづらいのと攻撃に炎上効果がついているため火事が起きやすいという難点もありますが戦果に比べれば誤差です。
以上の布陣でなるべく被害を少なくかつ逃げる敵を残さないような戦いをしていきます。
戦闘開始
到来とともに一直線に防衛エリアへと敵は移動、こんなにきれいに並んでくるの珍しい。
ほとんどの襲撃者が通路に向かっていますが、一部は外に設置中の土壌改良ポンプ的なキノコ(妖怪村の追加建築物)を破壊しに行っています。
手の届く範囲にコロニーの資産になるものがあると破壊もしくは奪取というのはどの襲撃でもあります。壁の外側に電力線を埋め込んでいる場合それを破壊してくることもあるため二重壁の内側に電力線は敷設しましょう。
逆にいらないものを外に配置しておいて持ち帰らせるという戦法も以前動画で見ました。
話がそれましたが意外とのんびり歩いてきていたので余裕を持って配置につくことができました。
一人目が防衛ゾーンに侵入した頃合いを見てドラゴンブレスをお見舞い、タレットも攻撃を開始しいよいよ戦端が開かれます。
こちらの射撃が当たってしまわないようにドラゴンたちを入口の上部に配置していたのですが、これは後から考えると良くない配置でした。
後はブレスのクールタイムも管理していなかったりと反省点は多いんですけど対応している最中はそんな事考えてる暇はありません。
入口の炎にもめげず襲撃者は少しずつ歩を進めていきます。
炎上のダメージ自体はそこまで大きくないため多少のやけどでは止まらない敵も多く、ここから襲撃者はドラゴンに向かう者、タレットを壊す者、入植者に向かう者とそれぞれ分かれはじめます。
中でも画像のように防衛ゾーンの下を通って入植者に向かってくる襲撃者は障害物がない状態でこちらに向かってきてしまいました。罠を避けるタイプだったのと蜘蛛の巣を端から端まで設置していなかったのが災いして素通り状態となっています。
幸いにも近接攻撃力の高いドラコニアンを下に配置していたので被害は少なく済みましたが、先ほどのドラゴンを上に固めてしまったのが失敗だったというのがこの場面です。
ほぼ全員が通路に入り込んだ時点でモン娘たちを背後から襲わせます。
人数差が凄いことになっていますが全く問題ではありません、一撃でKOなので。
こうなってしまうと襲撃者にとっては進むも地獄、退くも地獄。進むほうが重傷で済む可能性があることを考えると前に行くしかないのかもしれません。
一方その前に進んだ襲撃者は数人が入植者のいる位置までたどり着くことができています。
ただしこれは配置とターゲットの指定が甘いという防衛経験の少ないプレイヤー側の技量によるものなので、上手にやればたどり着く敵はいなかったのではないかと思います。
動物の方を見すぎた結果入植者の戦闘が目に入ってなかったのは反省点です。
それと見切れてしまってるんですが画像の右側の炎の中に実はスランボがいます。
ドラゴンと違い近接攻撃しかないため炎に巻かれようが後ろから撃たれようが序盤から率先して敵を食い止めていてくれました。今回の影のMVPといえます。
そうこうしているうちにあっさりと敵が撤退開始、終わってみれば戦闘開始からの経過がゲーム内時間で約2時間と非常にスムーズに戦闘が終了しました。
逃げようとする敵は入植者による集中砲火か動物たちによる追撃によりもれなく倒されていき、最終的に逃げおおせた敵はゼロというこちらとしては大勝利、向こうとしては歴史的敗北となったのでした。
まさに全滅状態となったわけですが相手方としてはどういう心境になるのでしょうか。逃げ切った者がいれば少なからず情報が手に入るところを何一つ得ることができなかったわけですからね。
一応生きている入植者にそれなりの能力を持った人材がいたため勧誘しようかと思ったんですが、炎に囲まれた通路の中にいたため消火が間に合いませんでした、仕方ないね。
それ以外は同じように炎に飲み込まれるか医術スキル上げの練習台になるかで解放されることはありませんでしたとさ、こちらの命を奪いに来た以上奪われることも覚悟すべきであります。
ちなみにこちらの損害は軽微、ブレスや囮タレットによる行動制限が上手く決まったと言えます。
入植者は近接攻撃担当のドラコニアンと射撃参加の計3名が軽傷で傷跡は残らず。
動物も背後からの強襲組である九尾の狐はその日のうちに治る程度の怪我、常に最前線で戦い続けたスランボは全身やけどになったものの命に別状はなし、ドラゴンに至っては仲間のドラゴンのブレスでやけどするという文字通りフレンドリーファイアがあったくらいです。
片付けは燃え広がった炎を消すのに時間がかかりましたが家畜の運搬頻度を上げているのもあり1日半程度で終了しました。壊れたのもタレットと土のうくらいなのですぐさま再建築完了、蜘蛛の巣は半分くらい燃えましたが配置を変えることにしたためそのままです。
戦利品は蛮族タイプなのもあってしょぼいのですべて処分、ちょうどトレーダーが通りかかったので売れるものは売っぱらって残りは溶かしました。溶かしても美味しくないのが難点。
というわけでmodの力でゴリ押し撃退するという目標は無事達成となったのでした。
まとめ
まとめというか反省点ですね。
入植者への被害を抑えるという点についてはほぼ成功、動物も含めて傷跡にもならない程度の軽症で済みました。また、万一に備えてセーブはしていましたがやり直す必要がなかったのも自分としては良くやったと自画自賛します。
反面戦闘中の操作についてはまだまだな部分が目立ちました。初動と各持ち場への最初の指示こそ考えていたものの、その後の状況に合わせた動きはだいぶ後手後手でした。
特に敵が近づいてきた際にドラコニアンに近接攻撃の指示を出していなかったために射撃担当の入植者への接近を許してしまったというのは大きな反省点です。
あとはドラゴンにKill For Meで攻撃指示を出すとブレス攻撃をするために前線から距離を取り始めたのも誤算で、その結果スランボが体を張り続ける事になったのは本当にすまないと思う。
ドラゴンのアーキテクトにブレス使用の許可があるので今後はそっちも使っていきます。
一番弱い蛮族タイプだから上手くいったのも大きいです。宙族やメカノイド相手ではさらに難易度が上がりますし、正直防衛ゾーンの構築以上にプレイヤーの戦闘なれというのも大事になるなと心から思いました。
これからも戦闘練習していきたいんですけど100人でかなり重くなったので低スペックには厳しいかもしれません。資産管理でも限界はあるしどうしましょうかね。