前から気になっていたけど調べるか迷っていた正気度の減り方チェックをしてみました。
ゲームの内容的に状況の再現はほぼ不可能なのは承知の上で、できる限り同じルールを設定し計測を行ってみます。タイトルにもあるようにガバガバ検証、というか一番大事な部分について見ないふりをしているので目安程度にご覧ください。
ルールと不確定要素
まずは今回の検証を行うためのルールを以下に記載します。最初に書いたようにすべてが同じ状況というのがほぼないゲームのため、合わせられるところは合わせて無理なところはそのままとします。
合わせる内容、行動
- マップはTanglewood Street House
- アイテムは懐中電灯のみ、移動中だけ使用
- 計測時間は待機場所に到着してから5分間
- 食卓の窓際の角に壁を向いた状態で待機(操作しない)
- 移動はすべて歩き、最終的にトラックに戻った時点での正気度を確認
合わせられる部分を考えられる限り探してこうなりました。
マップが狭いほど正気度の減りが激しくなるとのことで、いつもの最小マップを選びましたあと移動がめんどい。すべてのマップにいつでも行けるようにしてくれたアプデに感謝です。
最初は道具無し挑戦でしたが、思ったよりも暗くてまっすぐ帰れず懐中電灯のみ使います。
流れとしては玄関を開けたら他には目もくれず一直線に所定の場所まで向かいます。その後ゴーストの直視による正気度の低下を防ぐために壁に向かった状態を維持し5分間待機、時間になったらそのままトラックまで戻り正気度を確認という感じ。どっちがゴーストかわかんないなこれ。
合わせられない部分
- ゴーストの種類は問わない
- ゴーストルームを探さない
- ゴーストの干渉はどうしようもない
- 天候は誰にも操作できない
実際どうすることもできないんですよね。ゴーストの種類は毎回ランダムなのは御存知の通りで特定も行わないのだから何が来るかわかりません、例えば10回検証するのにゴーストの種類が合うまで粘るとなるとどれだけ時間がかかるか想像もつきません。帰還時にどのゴーストだったかはわかるためそれは載せます。
ゴーストルームは手ぶらで行く以上は探すこともまずできませんし、それを避けるよりも場所を固定したほうがまだ検証としては正しい形かと思い一か所に絞っています。
干渉はいくらこちらがやめてくれと叫んでも無くならないし、むしろ叫んだ声に反応するまであるのでマイクはオフで流れに身を任せます。せめてもの抵抗で直視防ぎの壁にらみをするけど意味があるのかは不明。
アマチュア難易度ではデフォルトでブレーカーがオンのため、ゴーストの干渉による照明の点灯が発生する可能性がありますが、その場合も不干渉を貫きます。ゴースト以上に不気味な調査員に恐れおののくがいい。
というように、正気度に関して一番大事なゴースト関連の要素がガバガバです。あくまで「暗闇に一定時間いることで下がる正気度」がなんとなく把握できるくらいの気持ちでいてください。
実践
難易度アマチュア、セミプロ、プロで各5回ずつ実施しました、ナイトメアは確認のしようがないのでやっていません。検証という割には回数が少ないのではと思うかもしれませんが、結果を見てもらえればどうしてそうなったかはある程度わかってもらえるかなと。
あとは単純に時間の問題です。計測時間はミッション選択から調査、帰還とメモをとる時間で一周にだいたい8分位かかり、最終的に15回やった時点で2時間程度が経過しています。
しかもその間は時間と画面の確認をするためにPC前から動くこともできません、Phasmophobiaを起動しているからFF5はできないし、スマホのストップウォッチ機能で時間を見ているからガーディアンテイルズはできないしで、最終的には何故かトリコ読んで時間を潰してました。ちなみに僕が持っている単行本ではココが「お前は?トリコ」とちゃんと言っていました。
「(壁を見ているから)真っ白なゲーム画面のままストップウォッチを使って時間を測りつつ漫画を読んでいる」のを家族に白い目で見られながら頑張りました。それぞれ以下の項目を記載していきます。
最終正気度:振れ幅があるので表示された最大と最小
ゴーストの種類:種類による違いを確認するため
干渉回数:リザルトに表示される回数
ゴーストルーム滞在時間:これもリザルトに表示される時間
備考:何かあれば書く
アマチュア
1回目
最終正気度:83~85
ゴーストの種類:妖怪
干渉回数:22回
ゴーストルーム滞在時間:4分17秒
備考:ゴーストルームだった?
2回目
最終正気度:83~85
ゴーストの種類:ハントゥ
干渉回数:13回
ゴーストルーム滞在時間:23秒
備考:
3回目
最終正気度:83~87
ゴーストの種類:レヴナント
干渉回数:17回
ゴーストルーム滞在時間:1分33秒
備考:
4回目
最終正気度:84~87
ゴーストの種類:マイリング
干渉回数:14回
ゴーストルーム滞在時間:0秒
備考:
5回目
最終正気度:83~87
ゴーストの種類:シェード
干渉回数:12回
ゴーストルーム滞在時間:0秒
備考:
セミプロ
1回目
最終正気度:68~70
ゴーストの種類:レヴナント
干渉回数:21回
ゴーストルーム滞在時間:1分59秒
備考:超常現象(威嚇溜息)を一度確認
2回目
最終正気度:72~76
ゴーストの種類:ツインズ
干渉回数:10回
ゴーストルーム滞在時間:54秒
備考:
3回目
最終正気度:72~75
ゴーストの種類:レイス
干渉回数:16回
ゴーストルーム滞在時間:49秒
備考:
4回目
最終正気度:72~76
ゴーストの種類:ポルターガイスト
干渉回数:19回
ゴーストルーム滞在時間:35秒
備考:
5回目
最終正気度:72~76
ゴーストの種類:ポルターガイスト
干渉回数:18回
ゴーストルーム滞在時間:0秒
備考:
プロ
1回目
最終正気度:59~62
ゴーストの種類:レヴナント
干渉回数:20
ゴーストルーム滞在時間:7秒
備考:
2回目
最終正気度:59~63
ゴーストの種類:ハントゥ
干渉回数:14
ゴーストルーム滞在時間:1秒
備考:適当に選んだら当たってて草
3回目
最終正気度:59~63
ゴーストの種類:怨霊
干渉回数:12回
ゴーストルーム滞在時間:3秒
備考:御霊選んだら怨霊だった
4回目
最終正気度:59~62
ゴーストの種類:ツインズ
干渉回数:11回
ゴーストルーム滞在時間:0秒
備考:
5回目
最終正気度:59~63
ゴーストの種類:ファントム
干渉回数:16回
ゴーストルーム滞在時間:1秒
備考:
結果からわかること
検証の結果からわかること、わからないことなどを挙げていきます。
試行回数の少なさもあり確定でないことはご了承ください。
正気度の減少はほぼ固定
まず暗闇によって減少する正気度は難易度でのみ減少率が増えるということがわかります。
5分間暗闇の中にいたときの正気度減少はアマチュアで約15、セミプロで約25、プロで約40といったところでしょうか、1分に換算するとそれぞれアマチュアで約3、セミプロで約5、プロで約8になります。
実際は明かりをつけて調査をするからここまで極端な数字にはならないと思いますが、セミプロ難易度でも5分間暗いままだとデーモンなどのハント圏内間近であるということです。なるべく明るい状況を維持しておきたいところ。
ゴーストの種類は関係ない
今回10種類のゴーストが出現しましたが、最終的な正気度の数値はほぼ同じという結果になりました。このことから、暗闇での正気度低下にゴーストの種類は関係ないということもわかりました。
セミプロの1回目のようにゴーストの超常現象に遭遇するとそれに応じた正気度が減っていくことはあっても、ゴーストの種類によって暗闇での正気度低下に違いが出るということはなさそうです。
ゴーストルームかどうかは関係ない
アマチュアの1回目とセミプロの1回目はゴーストルームにいたようです。5分間同じ場所にいたのに滞在時間にバラつきがあるという新たな疑問も生まれましたがこれについては考えても答えは出ないから置いておきます。
ここで言いたいのは、例えゴーストルームであっても暗闇における正気度の低下率に変化はないということです。ゴーストルームではあくまで超常現象の発生や干渉の回数が増えるため、他の部屋よりも正気度が減りやすくなると考えてよさそうです。
ドアの開閉を誘発できる
正気度とは関係ない話で、ゴーストルームを探す目安として「勝手に開いているドア」というものがあります。自分が操作していないドアを見つけたらゴーストルーム濃厚であるという道具を使わない部屋の探し方で、その確実性の高さから難易度ナイトメアでは対策されているほどです。
トラックに戻る際に気づいたのですが、流石に5分も放置するとゴーストもしびれを切らすようで、帰る途中にドアを見るとどの難易度でも最低2か所以上は開いています。これを利用してゴーストルームを特定することができるかもしれないという話。
2か所じゃ絞れないと思うかもしれません、ですが特に高確率で地下室の入り口とガレージに向かうドアが開いており、これはプレイヤーの立ち位置に近いドアを干渉によって開けたものと思われます。
なのでそれ以外の自分から遠い場所にある寝室や子供部屋のドアがあいていれば非常に怪しいし、逆にガレージと地下室のドアだけ開いているとなればどちらかがゴーストルームになるという考え方もできるのではないでしょうか。
どうしてもゴーストルームがわからないときは正気度を確保してドアをすべて閉めしばらく放置するというのも作戦としては行けるかもしれません。実用性はないです。
当てずっぽうは現実的ではない
一度考えたことがあります。調査しないでゴーストの種類だけ選んで帰り、運よく当たれば何もしなくてもレベルとお金が稼げるんじゃないかって、記事にしてみようかと思ったこともあります。
で、今回たまたま同じようなシチュエーションになったのでやってみたところ当たっていたのは15回中1回と散々な結果に、7%弱の的中率には思わず苦笑い。
初期ならいざしらず、ゴーストの種類が20まで増えた現在での的中率は単純に5%です。アプデ直後のように特定のゴーストの出現率が上がっていれば話は変わってくるものの、通常時に当てるのはかなりまず無理そう、むしろ一回当たっただけでもラッキーな気がします。
そもそも現状レベルの意味が難易度開放程度しかなく、どちらかと言えばプレイヤーの知識と経験こそが大事なゲームですので、やるならまっとうにプレイしてレベルを上げたほうがいいってことです。
壁に密着すると視界が明るくなる
ルールの項目のところに貼ってある壁をにらんでいる画像はライトを使っていません。
ライトがない状態でも壁に密着するほど近づくと視界が明るくなるようです、ライトが無いときは壁伝いに歩くと視界だけは確保できるかも、ただし実際は暗いままなので基本はライトを手放さないようにしましょう。
一回目は手ぶらで行きまして、帰り道が真っ暗すぎたから壁伝いに戻ったらすぐ横の壁にある肖像画のアップが急に現れて心臓止まるところでした。
まとめ
簡単にまとめると以下の通り
- 暗闇に5分間いた場合の正気度低下はアマチュアが約15、セミプロが約25、プロが約40
- 暗闇による正気度低下は難易度以外の影響を受けない(ゴーストの種類、場所)
ただしマップの広さによって正気度の低下具合は変動するそうなので、あくまで最小マップでの話ということ、そして試行回数の少なさから正確ではないということは覚えておいてください。
面倒だからとずっと暗闇にしていると、超常現象も絡めればセミプロでも5分経過時点でハントモードにはいる可能性があるということを覚えておきましょう、プロなら言わずもがな。
壁際なら視界が確保できるとか当てずっぽうは意味がないとか、正気度以外にも色々知ることができて個人的には満足の行く結果でした。あ、あと天候は全く関係ありませんでした。
そろそろPhasmophobiaカテゴリー作るかな、まだまだ付き合いは長くなりそうです。