今回紹介するのは作業効率を上昇させる建築物を追加するmodです。
バニラにあるキャビネットは効果がささやかなのであえて作らないことも多いと思います。
このmodで追加されるキャビネットは段階的に効果が上がっていくので実感しやすいですし、効果が重複していくので無駄になることもないので便利です。
また、バニラではハイテク研究台を作成後はマルチアナライザを追加するくらいしか一台あたりの速度を上げる方法がないので、特にmodで研究項目が追加されたりしているとプレイ時間が伸びがちになってしまいます。
そんなときに研究速度を上げる建築物を作成すれば目に見えて早くなります。
以前紹介したSS Researchable Stat Upgradesで作業速度を上げても対策できますが、追加でこちらも導入しておくと更に効率アップができますよ。
導入方法
導入は下記のリンクよりサブスクライブしてください。
特に前提modはありません、1.1になってからこういった前提modのないものはなるべく一覧の下の方に配置すると不具合が起きづらいようです。
mod本体
More Linkables
追加要素
キャビネット
改良型キャビネット(画像内ピンク)
工作台速度係数:+10%
必要資材:スチール250
コンポーネント2
コンポーネントを使用するようになった分効果も倍になったキャビネット。
通常のキャビネットとも効果が重複するので、2つのキャビネットに白い線がつながるように作業台を配置すれば+15%の速度アップになります。
この程度であればまだまだ許容範囲なので余裕があれば作っておくと効率良くなります。
メカニックキャビネット(画像内ブルー)
工作台速度係数:+15%
必要資材:スチール 300
コンポーネント 4
プラスチール 25
コンポーネントに加えプラスチールも要求してくるようになりました。
プラスチールは後半にかけて大量に必要になるので判断が難しいところではあります。
改良型と通常の合計で+15%になるので単体で作るのであれば前者のほうが安上がりです。
ですが既に2種類を作成した上で追加すると+30%とかなりの速度上昇になります。
なので作成する際は基本的にそうしているとは思うんですけど作業部屋を作ってなるべく1つのキャビネットで賄えるようにしておくことをおすすめします。
科学キャビネット(画像内ホワイト)
工作台速度係数:+30%
研究速度係数:+5%
必要資材:スチール 300
先進コンポーネント 1
コンポーネント 5
プラスチール 50
ウラン 10
消費電力:250w
とんでもねえ高コストになったキャビネット、電力を消費します。
ウランまで使っていったい何が詰まっているんでしょうか、そもそもこのキャビネット自体が何なのでしょうか、台そのものとしてのワークスペースだと思っていたんですが道具入れと考えるのが妥当ですかね。
ただ作るのに苦労するだけあって速度係数が+30%と群を抜いています。さらに特徴として研究スピードも上げてくれるので必ず研究台にもつながるようにしましょう。
画像のように4つすべてをつなげると速度係数は脅威の+60%、これは早い!
ちなみにキャビネット類はそれぞれ研究が必要です。
先に研究を終わらせても作成できなければ意味がないので、まず改良型をさっさと研究してしまい、その後プラスチールの在庫が増えてきた段階で残りの研究を進めていくとスムーズかなと思います。効率を上げるための研究に時間をかけすぎても本末転倒ですし。
とにかく効果の重複が強力なので、作成数を絞って作業場の集中運用で試してみてください。
台所食品棚
台所食品棚
工作台速度係数:+7.5%
必要資材:木材など単一の素材 50
意外とありそうでなかった調理の速度をアップさせる棚。
1台あたりは+7.5%ですが、調理台1つにつき2台までつなげることが可能です。もちろんその場合は合計で+15%になります。
コストも低くはじめから作成可能なこともあり、開始直後から作っておくと序盤から後半まで変わらぬ活躍を約束します。
非常にとっつきやすくて良い建築物です。
治療器具
外科用ランプ
免疫獲得速度係数:+1%
外科手術成功率:+10%
必要資材:スチール 40
コンポーネント 1
消費電力:400w
治療用のランプです。
病院ベッドのみに効果があり、バイタルモニタと違って隣接させる必要があります。隣接させる場所は頭の位置でなくてもいいので下に配置しても問題ありません。
また、ベッド1台に対しと言った制限もないので複数の病院ベッドに効果を出せます。
通常のプレイではあまり手術の恩恵は受けられませんが、modで手術の種類を追加していたりする場合は非常にありがたい成功率アップです。免疫獲得速度係数はおまけ。
コスト自体は安いんですけど消費電力が結構大きいので量産は難しいかも、電力の確保ができるまでは手術に使うベッドを決めて使うと効果的に使えます。
手術器具
治療品質オフセット:+10%
免疫獲得速度係数:+1%
必要資材:スチール 40
プラスチール 40
コンポーネント 1
手術用の器具が載っている台です。
外科用ランプと同じ配置ルールになっています。隣接させる必要がある、場所は問わない、複数のベッドにまたがっても大丈夫といった具合です。
こちらも免疫獲得速度係数はおまけ、本命は治療品質のアップです。
襲撃後のダメージによってはやむを得ず医療スキル値の低い入植者で治療をすることもあるかもしれません、そういったときに少しでも治療品質を上げるのに役立ちます。
難点は少しコストが高めな点でしょうか、作成してしまえば置いておくだけなので管理は楽ですけど。
作るのが楽だけど電力を使用するランプと作るのは手間だけど置きっぱでいい手術器具と言ったところでしょうか、どっちがいいと言われたらどっちも作りますけどね。
画像のようにバイタルモニターも配置すると結果的にすべて上乗せになります。
これはベッド自体がちょっとあれなベッドなので焼け石に水状態ですけど。
どちらも研究が必要なのでまずは病院用ベッドを作りましょう。
先進マルチアナライザ
先進マルチアナライザ
研究速度係数:+25%
必要資材:先進コンポーネント 2
コンポーネント 10
スチール 200
プラスチール 100
ゴールド 50
消費電力:500w
研究速度を大幅に上げるマルチアナライザ。
バニラのマルチアナライザはクリアには必須なので研究速度を上げるために作るという感じではありませんが、こちらは完全に速度向上用です。
前述の科学キャビネットと合わせると+30%となり一気に効率アップします。このmodの目玉と言ってもいいのではないでしょうか。
その分と言ってはなんですがかなりコストが高いです。研究自体も時間がかかるので宇宙船での脱出がメインであれば正直作らないほうが早くクリアできます。
ですが脱出を考えていないのであれば割とすんなり集まっている程度の量ではあるので、研究を埋めているうちに作れるようになったりします。
作ってしまえば数値が多めの研究でも素早く終わりますし、出来たときの達成感もあるのでぜひ一度お試しあれ。
意外な落とし穴としては研究台と通常のマルチアナライザも含めるとかなりスペースを取るので、キャビネットと合わせるなら設置場所は広く確保しておいたほうがいいです。
まとめ
ただ単純に効率を上げたり研究を終わらせるだけなら別の方法もあります。
でもせっかくなら手順はある程度こなしたいというそんなプレイヤーの方におすすめです。
しっかり研究時間と資材は必要なのでバニラの延長としても溶け込みやすいので、使う使わないは状況に委ねて導入してみてはいかがでしょうか。