【Phasmophobia】怖くてできない人におすすめしたい「スピリットボックス縛り」

やっとレベルが16になりプロ難易度が解放されました。

プレイ時間にして約10時間、毎日普通にプレイしていれば一週間もかからずに解放できるのではないでしょうか、時間がかかった原因にはやはり怖くて起動するのをためらうというのがあります。

そこで今回は僕のような怖くて積極的にプレイできない人、やってみたいけど買うのをためらっている人にこそ見てほしい「縛りプレイ」の提案です。

縛りプレイといえば通常のプレイでは満足できなくなった人があえて難易度を上げるために制限をかけるというのが基本です。

結構解釈が人それぞれで、例えば今回のスピリットボックス縛りと言われたときに、「スピリットボックス使わない」と「スピリットボックスしか使わない」に分かれる傾向があります。今回は前者、後者だとゲームにならないので。

あえて道具を使わないことで怖さをマイルドにするのを目指します。

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スピリットボックス

そもそもスピリットボックスとは何か。

スピリットボックスはPhasmophobiaで最初から持っている通信機のような調査道具のひとつで、名称も同じく「スピリットボックス」の証拠を見つけるのに使用します。

こちらの道具紹介記事でも触れています。

肝心の使用方法は「幽霊のいる部屋で明かりを消し(懐中電灯やキャンドルはOK)スピリットボックスに向かってPCのマイクで話しかける」といったもの。

例えば「何歳ですか?」と問いかけると反応するタイプの幽霊であれば「OLD(高齢)」などが画面表示と音声で返答されます。反応する言葉の種類も色々ありますが、証拠として見つけるだけなら「どこにいますか?」もしくは「何歳ですか?」で十分です。

やってみるとわかるけどこれ凄い怖いんですよ。だって返答が帰ってくるということは確実に「いる」ってことですから、しかもあえて幽霊を刺激するっていうのがもうホラー映画で最初に死ぬやつみたいじゃないですか。

だから怖くて使えないなら使わなくてもいいやと思ってしまうというとことん後ろ向きな逆転の発想から生まれた縛りです。

メリット・デメリット

音にビビる要素を減らせる

一番大きいのはなんといってもスピリットボックスを使わなければいけないという精神的な負担から逃れられるという部分に尽きます。

というのもPhasmophobiaは視覚以上に聴覚に攻撃してくるゲームだと思っています。建物に入った瞬間から流れてくる空気が変わった感満載の音から始まり、足音物音や電話鳴らしたり車鳴らしたりと音で精神攻撃を仕掛けてきます。

一番嫌いなのは耳元で威嚇みたいな「フシャアアア!」っていきなりくるやつ、でも音から得られる情報も多いから聞かなければいけないと非常にうまくできているのが恨めしい幽霊だけに

ただでさえ音に敏感になっているのに自分から音を出させる行為というのはかなり抵抗があるため、それが無くなるだけでも意外と落ち着きます。

運搬が気持ち楽になる

このゲームの怖い部分のひとつとして、安全地帯(トラック)と危険地帯(建物)を何度も往復しなければならない点があります。

アップデートで移動速度が上がったとはいえ証拠を集めるため、また報酬を上乗せするために道具を部屋に運ぶのは非常にストレス。下がる正気度を見る度に建物に戻る勇気を削られていきます。

スピリットボックスは初期アイテムなので必ず調査に持っていくことにはなりますが、使わないのであれば運ぶ必要はありません。一度に3つまでしか持てない中でひとつ持っていく必要がなくなるというのは実は結構アドバンテージだったりします。

音声によるゲーム内外への刺激を防げる

幽霊に声をかけるというのはイコール刺激するということです。呼びかけることによって怪奇現象を引き出し場所を特定するという事もできなくはないそうです怖いからやらないけど。

現在はプッシュトーク中でなくても幽霊は音声を認識するとのこと。実況でもなければソロプレイでずっと声を出している人はいないと思いますが、マイク自体を使用しないことで幽霊への刺激を抑えることができます。

また、生活環境によってゲーム中に声を出しづらい人にもオススメ。夜中に一人で「どこにいますかー?」なんてSIREN2の闇人みたいな行動を家族に不審がられずに済みます。

調査難易度は上がる

デメリットはやはり特定が難しくなる点。

スピリットボックスが証拠となる幽霊は2021年8月末現在16種類中6種類と以前に比べてだいぶ薄まりましたが、残念なことにスピリットボックス自体は比較的見つけやすい証拠という印象がまだあります。

スムーズに証拠が2種類見つかったとしてもスピリットボックスが証拠になる可能性がある限り、完全な特定は運ゲーになることも多くなります。

それでもうまく行けば特定はできますし、死なない限りは失敗しても報酬が減るだけでまた次にチャレンジすればいいだけです。「報酬よりも命が大事」は本当に金言。

プレイする前に

スピリットボックスが証拠になる幽霊

実際にプレイする前に覚えておきたい情報を書いていきます。

まずスピリットボックスが証拠になる幽霊は以下の通り、覚える必要はありません。

メアー(暗闇での危険度NO1)
ポルターガイスト(物を動かすだけで危険度は低め)
スピリット(特徴がないのが特徴)
レイス(浮いてる、壁を貫通する)
ファントム(正気度削り上手)
妖怪(実況、マルチプレイ殺し)

アプデで危険な幽霊は少し減りましたって言えるくらいデーモンの存在感が強かったですね。上記の幽霊が候補として残った場合もう一つの証拠を探すために粘るか特定を諦めて2分の1に託し帰還するかになります。

見つけやすい証拠(主観)

氷点下の温度
温度計で探すまでもなく操作キャラの息が白くなるため見つけやすい。
ただ氷点下はデーモンなど殺意高めの幽霊が多くて素直に喜べない。

ゴーストライティング
ちゃんとした場所に置けば置いた瞬間に書き込まれることもある。
書かれたらカメラで撮影を忘れずに(報酬アップ)。
塩で通り道を判別してそこに置くのもいいかもしれません、ただアプデで有効範囲が狭くなったとの情報もあります。

スピリットボックス
使いたくないけど正直スピリットボックスはかなり出やすい証拠です。
ただ友人とやったときに友人がやると全く出現しなかったため、プレイする環境や幽霊に好かれやすい体質とかあるかもしれません。

D.O.T.S.プロジェクター
設置してカメラでの観察ができるため怖さという意味ではそこまででもない、証拠となる場合光の上を透明な人形が移動するのですが、頻繁に移動するタイプだと逆に面白くなってきます。

見つけづらい証拠(主観)

指紋
扉、スイッチ、窓などで見るかることが多い。
ただし開始直後から出現するわけでもないのと、部屋が広いと見つけづらい。
友人が異常に見つけ上手だったりするので自分が苦手というだけかもしれません。

ゴーストオーブ
カメラの設置位置がよければ割とすぐ見つかる、よければ。
悪ければ一向に見つからず何度も往復しないといけない、でもオーブを確認している間は絶対安全というのも高ポイント。
複数設置で広範囲をカバーするのも有効、なるべく高い位置から。

EMFリーダー
レベル5まで上昇する幽霊でも常時レベル5というわけではなく、証拠にならない幽霊でもレベル4までは上がるため気まぐれすぎて確実に証拠を取ろうとしたら長時間滞在になりがち。
しかもスピリットボックス同様音が鳴るうえに、反応するということはその場にいることが確定しているということになるのでできれば使いたくないというのもあります。

実際にプレイしてみる

基本方針

ここからは一度実際にプレイしてみた記録を簡単に解説していきます。

まず難易度はアマチュアでマップサイズは最小の1階建。

マイクのスイッチは切り音声認識を使用しないでスタートします。

持っていく道具は基本装備に加えて調査用に強力な懐中電灯、温度計、塩。あわよくば報酬獲得用にスマッジスティックとモーションセンサーを持っていきます。

精神安定剤とか十字架は流石にいりません。

調査開始

あいつは置いてきた(こっちが)ついてこれそうもない

いつものトラックからスタート、スピリットボックスはそのままにしておいてもいいけど儀式的な意味も込めてトラックの奥に放り投げておきます。

最初に持っていくものは懐中電灯、温度計、ゴーストライティングブックの3種類、度重なる温度計の弱体化があってもこれが一番無難な組み合わせではないでしょうか。

3枠目はビデオカメラでもいいんですがアマチュア難易度だと5分間の猶予があり、その間にできるだけ現場に道具を揃えておきたいという点からゴーストライティングブックのほうが少しだけ優先度が高め、先に調査道具を全部置いてからオーブを確認するならどっちでもいいです。

セオリー通り近くの部屋→遠くの部屋と温度計でチェック、最終的に現場は入り口すぐ近くの子供部屋を再度訪れた際に発見しました。

どうやら幽霊が動き出すのは入口の鍵を開けた時点らしく、鍵を開けた直後は温度がすぐに下がらないため「隅々まで探して結果入り口のすぐ横だった」みたいなことが起きるようです。

なので狭いマップでは奥の部屋から探すかドアを開けたら先に調査道具を玄関に集めるなどしても良さそうです。

特定する

普段こんな綺麗に見つかない

スピリットボックス以外を一通り試した結果見つけたのは指紋のみと少し渋め、指紋があった時点で候補は8種類です。更にしばらく時間が経過しても温度が氷点下にならないことからジン、デーモン、ハントゥが除外され、残りは5種類と絞り込みをかけます。

そしてここからがスピリットボックス縛りの真骨頂、スピリットボックスが証拠にならない幽霊を省きます、これで最終的な候補は2種類になりました。

ポルターガイスト:ゴーストライティング、スピリットボックス、指紋
ファントム:D.O.T.S.プロジェクター、スピリットボックス、指紋

指紋はあるし、スピリットボックスも証拠として発見済になっている(と思いこんでいる)ので、残りのゴーストライティングかD.O.T.S.プロジェクターの証拠発見を行っていきます。

そうこうしている内にゴーストライティングブックに幽霊が反応し、無事にポルターガイストが確定しました。正直部屋の中の物が次々動く時点でほぼ答えは出てるんですが一応推理してみました。

非常にスムーズに行ったケースで、ここまでうまくいくことも珍しいなと思いました。え?指紋とライティングならマイリングの可能性もあるって?知らない子ですね。

真面目に答えると上にも書いたように部屋の中のものが動く、そこまで音での驚かしがなかったというのも特定の理由として挙げられます。メタ的に言うとここからマイリングかもと調査を続けると企画が破綻するというのもあります。

まとめ

はっきり言うとスピリットボックスを使うほうが特定は楽、ゲームの必須道具として持っているわけですから当然です。

それでも怖くてプレイできないよりはマシだと思うんですよ、せっかく興味があって購入したわけですから。

そうやってプレイしているうちに慣れてくれば儲けもの、大手を振ってスピリットボックスを解禁すればより一層楽しめます。

買ったけど怖くて起動できない人は是非お試しください!