今年のはじめにアップしたmodを見てみる記事の中で、中世ファンタジー的な要素を追加するものがありました。少し興味が出たので導入ついでにいろいろ調べてみたので紹介していきます。
内容としてはタイトルにもあるように、僕たちが中世と聞いて思い浮かべるような要素、武器であったり家具であったり種族であったりを追加するものがほとんどで、同じシリーズのmodが結構あります。まだまだ開発途中らしく、今後も内容が変わっていく可能性があるのはご注意ください。
また、種族追加modで種族を登場させるにはDLCのBIOTECHが必要です。そして自分はまだ所有していないため追加種族をみることができていない点もご了承下さい。
関連記事は下記リンクからどうぞ
2023年最初にアップされたmodを見てみる
はじめに
本記事の内容は、2023年5月現在のものです。
アップデートの状況によっては内容が変わっていく可能性が十二分にあります。
そして冒頭でも触れたように全てのmodがフルに機能するためにはDLCが必要です。なので持っていない自分はあまり深掘りせずさらっとした紹介になります。
Outland – Core
いわゆる前提modです。このmodを導入しないと機能しないものが多いため、Outlandを使う場合はまず最初にサブスクライブしましょう。
しかしながらただの前提modというわけではなく、基本となる要素はすべてこのmodから追加されていくことになっています。無限に掘り出せる代わりに石材より少しだけ強度の劣るレンガを作れたり、バリスタや投石機などの時代に沿った防衛兵器などが追加されたりします。
他にも魔法的な要素となるKalociteという結晶がマップに出現するようになり、収穫(栽培もできる)し加工することで花崗岩より強度の高い建材や家具などに使用できます。それこそ魔法に関する項目もありましたが、これについては実装前なのか見当たりませんでした。もしかしたらDLCや他mod用かもしれません。
個人的に凄いと思うのが、追加されたものが一つのアーキテクトタブに収まっている点でしょうか。例えば家具を追加するmodなら「家具」のリストに追加されるのが通常だと思いますが、このmodはアーキテクトに新たにOutlandが追加され、更にその中から色々な建築物に切り替えられるようになっています。これはかなり便利なので、追加要素の多いmodはこの形式を取り入れてほしいくらい。
とりあえずこれだけ入れてもmodの要素は楽しめるので、雰囲気だけでも味わってみてはどうでしょうか、前提modに必要な前提modが3つあるので先にそちらを入れておきましょう。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – Core
前提mod(いずれもSteamワークショップ)
Vanilla Expanded Framework
Outland – Furniture & Decor
中世っぽい見た目の家具や装飾を追加します。前提としてOutland – Coreが必要です。
追加されるのは主にバニラでも作れるベッドや睡眠の質を上げるためのエンドテーブルなど周辺家具、イスやテーブル類はもちろんのこと、見た目だけで特に機能がはないけど美観を底上げするワインラックなどの独自の追加家具や、時代に沿った見た目のツボや樽など雰囲気づくりをしやすくなるものが揃っています。
ちなみにエンドテーブルやタンスなどのベッドに接続するタイプの家具はバニラのベッドには対応しておらず、逆にOutlandのベッドはバニラの家具とは接続できなかったりします。なので使用するなら統一したほうが機能的には良いということですね。
また、光源周りも結構追加されていて、定期的な燃料補給は必要なものの低コストで作成可能なランタンや街頭なんかも追加され、雰囲気のあるコロニーづくりに役立ちます。ただそれ以上に上述の魔法結晶であるKalociteから作成可能なライトがぶっ壊れてまして、その辺に生えてるKalociteとスチール2個で補給いらずの光源が手軽に作れてしまいます。しかも壁に埋め込み型のランプもありスペースも取らないと良いことずくめ、光の色が青いのさえ気にしなければ他の光源はいらないレベルです。
他にもわずかにですが研究スピードを上げる家具もあり実用性も十分なため、入れ得modです。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – Furniture & Decor
Outland – More Floors
中世っぽい見た目の床を追加するmodです。前提modが必要ないため、単体導入可能。
模様は木材、石材ともにバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。単体で動くからか追加フロアはアーキテクトのフロアに収納されています。あくまで見た目を増やすだけのようで、必要資材や美しさなどはすべて同じ、敷設するのに結構工数が必要なのはちょっと気になる点かもしれません。
ただ、ゲームの内容には影響がなく、これだけ入れても遊べるという点ではメリットの多いmodかなと思います。特に木材の床の種類が増えるのはありがたかったり。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – More Floors
Outland – Terrain
地形の見た目を変更するmodです。これも単体で導入可能。
単純に見た目だけを変更するmodで、色が全体的に明るくなるというか淡くなるというかそんな感じです。これが中世っぽいかと言われると断言はできませんが、追加される家具などとの相性は良いです。
これが原因でパフォーマンスが落ちたりすることもなく、ゲーム性にも影響がないため、Outlandを使わなくてもちょっと気分を変えたりするのに使えます。マイクラでいうところのリソースパックみたいなものです。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – Terrain
Outland – Motz Coalition
新たなヒト型種族であるMotzを追加するmodです。導入にはCoreが必要。
種族をゲームに登場させるにはBIOTECHがいるということで、どんな種族なのかを知ることは自分にはできませんが、蛾のような頭部を持った虫人間のような見た目をしています。
全体のイメージはギリシャ的な雰囲気をモチーフにしているらしく、バニラ環境ではグラディエーターが装備するような近接武器や甲冑などが作れるようになるほか、Oxectという機械化ムカデのような見た目の家畜向け虫が追加されます。
戦闘用としては役に立たないものの、ミルクの産出量がウシと同じで積載も高いため、あまりゲーム内容に影響を及ぼさない手軽な家畜としての運用ができます。調教レベルは上級で運搬もできそうなんですが、ペンマーカーによる管理も必要っぽいのでどっちになるかはまだ不明。
DLCないなら無理して入れなくてもよさそう。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – Motz Coalition
Outland – Eastborn Empire
新たなヒト型種族としてEastbornを追加します。導入にはCoreが必要。
こちらもDLCがないと種族が追加されないので詳細は不明、種族のタイプはエルフっぽく、使う道具は和風というなかなか属性てんこ盛りなmodです。
武士がインスパイアされており、武器としては刀、槍、斧、薙刀などが数点と、十手やさすまたといったマニアックな武器もあります。他には建築物として鳥居や灯籠、刀の置物など日本人が使っても違和感のないものとなっています。
ただいかんせんDLCがないため、自分と同じバニラ環境なら入れなくてもいいか、もしくは別途和風要素を追加するmodのほうがいいかも、妖怪村とか有名所もありますし。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – Eastborn Empire
その他
Outland – Redburn Pact
ゴブリンぽい種族とアイテムを追加するmodなのですが、現状1.3までの対応。
一応導入してみたものの、単体が原因か他modとの相性が原因かうまく機能しませんでした。内容としては上記の種族追加modと同じ、1.4で使いたい場合は気長に待ちましょう。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – Redburn Pact
Outland – Genetics
新年記事でも紹介した、DLCが必要な遺伝子追加modです。
mod本体(Steamワークショップ)
Outland – Genetics
まとめ
- Outland – Core
前提mod、いろいろな建築物や要素が追加され、単体導入でも楽しめる。
- Outland – Furniture & Decor
家具追加、雰囲気作りにちょうどいい。それ以上に燃料無消費ランプがやばい。
- Outland – More Floors
床追加、木材の床のバリエーションが多い、単体導入可能。
- Outland – Terrain
地形の見た目が変わる、気分を変えたいときにどうぞ。
- Outland – Motz Coalition
蛾っぽい種族とギリシャっぽいアイテム追加、DLCがないと真価を発揮しない。
- Outland – Eastborn Empire
エルフっぽい種族と和風っぽいアイテム追加、DLCがないと真価を発揮しない。
- Outland – Redburn Pact
ゴブリンっぽい種族と原住民っぽいアイテム追加、現状1.4非対応、DLCが(ry
- Outland – Genetics
遺伝子追加、DLCが本体。
とにかくまだまだ開発途中のmodです。魔法要素もCoreの中には色々入っていて、クラスみたいなものもありました。今後のアップデートで追加されていくのをゆっくり待つことにします。