割と軽い気持ちで作り始めたはずのリムワールド初心者向け情報でしたが、あれもこれもと書こうと思っていたらその③まで来てしまいました。
文章の取捨選択がまだまだ難しいですねー。
そしてその③にしてようやく本格的にゲームが始まります。今回は初日が終わるまでの間にできていたらいいなというところまで解説していきます。
もちろん本記事のとおりに進める必要はありませんので、参考にしつつ自分のペースで進めてもらえればと思っています。
設定などはその①とその②からの続きになっていますので、先のそちらを読んでから見ることをおすすめします!
はじめに
本記事はmodを使用しない通常でのプレイを基準に書いていますが、何ぶんmod環境でのプレイが長すぎて勘違いしているところもあるかもしれません。
既プレイの方には薄い内容に見えるかもしれませんのでご了承ください。
そして一番大事なことなんですが、このゲームはできることの幅が広いこともあり、人によって最善の方法というのがだいぶ違ってきます。
ベターではあってもベストではないということを踏まえつつ、あくまで僕がやるときはこの手順でやっているという話ですので、自分のやりやすい方法を見つけるための参考になれば幸いです。
初日にやること
初日が終了するまでにやっておきたい部分は以下のとおりです。
やること
・倉庫を作る
・寝床を作成する
・木を伐採する
前回に比べると格段に項目は減っていますが、実際にやってみたところこの3つが終わったくらいで完全に夜になっていました。
基本的には入植者ごとに設定した優先順位に従い同時進行となります。
時折一時停止をして進捗を見ながら指示を追加していきましょう。
倉庫を作る
その②でおおよその設定は終わりましたので、まずは落ちてきた資材を保管するための倉庫を作りましょう。
上の画像のように、野ざらしになっているアイテムは「劣化中」の状態になり、耐久値が減少していきます。
そしてそのまま放置して耐久値がゼロになった場合は消滅してしまいます。
食料などは耐久値以外にも温度による保管が必要ですが、初日は考えなくても大丈夫です。
ただし、スチールなどの耐久値が表示されていないアイテムは長時間放置されていたとしても消滅することはありません。
もし先に耐久値のある資材を運んでしまいたいのであれば、スチールの許可を「許可しない(×がついている状態)」にしましょう。
倉庫になる条件を確認する
置いてある資材が劣化しなくなる条件は以下のとおりです。
倉庫である条件
・屋根がついている
・屋根のついている範囲が建築物で囲まれている
・ドアは設置すれば開放状態でもアイテムは劣化しない
旧バージョンでは屋根の下にあれば劣化しなくなっていたようですが、現在は囲う必要があります。
なので人が出入りする倉庫を作るのであれば、壁とドアと屋根を最低限作らなければならないということです。
今回は拠点建設予定地の上部におあつらえ向きの廃墟があったのでそこを利用することにします。環境をうまく利用するのもリムワールドで生き残るポイントです。
3つのゾーンを設定する
このゲームにはいろいろな種類の「ゾーン」があり、実際に行動する入植者たちがその区域をどのように扱うかを設定することができます。
例えば前回記事で解説したコロニーゾーンは入植者が指定されている範囲だけ消火・修理・掃除を行うといった具合です。
今回倉庫を作るのに使用するゾーンは「備蓄ゾーン・屋根ゾーン・コロニーゾーン」です。
簡単にですが各ゾーンの特徴を紹介していきます。
備蓄ゾーン
備蓄ゾーンはその名の通り、指定された範囲内に入植者がアイテムを置きます。
設定された範囲内を入植者たちが資材置き場として認識するということです。
ゾーンを指定後に設定を変えて食料のみ備蓄、武器のみ備蓄といろいろ応用できるのですが、初日はそこまで考える必要はないです。
やり方は
「アーキテクト→ゾーン→備蓄ゾーン」からマウスで範囲を指定します。
後から壁を作る場合は先にゾーンを指定するんですが、いきなり大きくしすぎると囲うのが間に合わないのでとりあえずは5×5マスくらいでいいです。
いつでも大きさの変更はできるので手狭になってきたら拡張しましょう。これで運搬の優先順位が回ってきた入植者が資材を運び出します。
屋根ゾーン
屋根ゾーンは指定された範囲内に入植者が屋根をはります。
はられた箇所は日光を遮る(暗くなる)、天気の影響を受けなくなる、壁に囲まれている場合気温を保つなどの効果を持つようになります。
資材は必要としないので気軽につけ外しして構いませんが、注意点があります。
屋根は空中に浮いているわけではないので、支えとなっている柱(壁)がなくなると崩落します。
もちろんその際に屋根の下にいたキャラは下敷きになります。このゲーム屋根のダメージがかなり大きくて、重症を負うことも珍しくないので外す際は気をつけましょう。
やり方は
「アーキテクト→ゾーン→屋根ゾーン」からマウスで範囲を指定します。
ちなみにひとつの柱(壁)に対して7マス以内であれば屋根をはることができます。これで建築の優先順位が回ってきた入植者が屋根をはります。
コロニーゾーン
前回自動的に指定されるのをオフにしたコロニーゾーンですが、万が一倉庫内で火事が発生してしまうと大変なことになるのでコロニーゾーンを指定します。
今後新たに建築物を建てたら必ず指定するようにしましょう、最終的には拠点内のすべてがコロニーゾーンになるようにしていきます。
やり方は
「アーキテクト→ゾーン→コロニーゾーン」からマウスで範囲を指定します。
ここで一番大事なのが、コロニーゾーンに指定された部分だけ消化を行うということです。
上の画像を例にすると倉庫の壁に火がついたら消しに行きますが、横の木が燃えても消しには行かないんです。
なのであらかじめ燃え広がるのを防ぎたい場合は一時的に隣の木をコロニーゾーンに指定し、消火後にゾーンを取り消します。
これはマップの遠くで雷による火事なんかが拠点まで延焼しそうなときに消しに行かせるなど使えますので頭の片隅に入れておいてください。
壁とドアを設置する
ゾーンは指定しましたが、横と正面に穴があり肝心の囲いができていないので建築させます。
次の項目で詳しく触れるのでここではやり方だけ書いておきます。
やり方
壁 アーキテクト→建築→壁を選んで該当箇所をクリック
ドア アーキテクト→建築→ドアを選んで該当箇所をクリック
現時点では木材・スチール・シルバーが選べますが、温帯森林なので木材を選びましょう、他の2種はもったいないです。
後は建築担当が作れば完成、運ばれたアイテムに「劣化中」の文字が無ければ大丈夫です。
完成したドアをクリックすると「開放」状態にできます。
これは一度開けたドアを開けっ放しにして通る時の時間短縮ができます。開放状態でもアイテムは劣化しないので、作った後はしばらく開けておくといいです。
寝床を作成する
倉庫を作る指示を終えたら、次は入植者の寝床を作成しましょう。
最悪地面で寝ることもできるのですが心情が低下しますし、やはり最低限まともに寝ることのできる施設ぐらいは作ってあげたい親心(?)もあります。
普段僕がプレイするときは最初に倉庫を作成し、そこにベッドを並べて初日は終わらせるのですが、今回は運良く倉庫にできる囲いがあったのでいきなり個室を作っています。
壁を作る
まずは部屋の外壁を作成しましょう。
倉庫と同じく部屋の場合も「屋根と囲い」が必要になります。
上述のとおり今回はいきなり個室を作成しますので、部屋3つ分の空間を枠取ります。
やり方は
「アーキテクト→建築→木製の壁」を選択後左クリックで決定
失敗したときは
「アーキテクト→建築→キャンセル」を選択後消したい箇所を左クリック
キャンセルは共通なので別のアーキテクトからでもいいです。
木製の壁を画像のように5×5マスの部屋が3つできるように配置します。左クリックを押しっぱなしで直線状に伸ばすことができます。
5×5マスにする理由はあまりに狭いと心情が下がるためです。今後「禁欲」や「欲張り」などの部屋の大きさが心情に関係する性格持ちの入植者を迎えた場合はサイズの変更が必要になってきます。
おそらく「資材が足りません」と表示されると思いますが、これは現時点で備蓄ゾーンに木材がないためです。そのへんに落ちている木材を自動で使うので気にしなくても大丈夫です。
木製にする理由は倉庫と同様他の資材がもったいないからです。
ドア・ベッドを設置する
部屋の形を指定したら、次はドアとベッドを設置します。
やり方は
ドア 「アーキテクト→建築→木製のドア」を選択後左クリック
ベッド 「アーキテクト→家具→ベッド」を選択後左クリック
ドアは壁で囲っている上で左クリックをすれば自動的にドアに置き換わります。
キャンセルは壁と同様どのアーキテクト部分からでも大丈夫ですが、ドアの位置を変えるためにキャンセルすると空白になるので再度壁を設置してください。
そもそもなんで個室にする必要があるかなんですが、寝ているときに他の入植者が近くに来ると安眠妨害として心情が下がります。
しかもこの低下は重複するので、団体部屋で人の出入りが激しくなると常に心情低下が付与された状態になってしまいます。
個室にしておけば用事がない限り他の入植者は入ってきませんので、最初は無理でも最終的には全員に個室を用意するようにしましょう。
屋根ゾーンを取り消す
これはやってもやらなくてもいいですが、個人的には設定しておくことをおすすめします。
このリムワールドというゲームの建築において、屋根は何よりも優先されてしまいます。
他に重要な建築がどれだけあったとしても屋根の設置を優先します。
しかも入植者はある程度囲いになった瞬間に自動で屋根ゾーンを作ってしまう仕様です。
そうなると栽培スキル0のキャラが屋根をはるために木を伐採し始めます。
結果建築が進まず無駄な時間が流れてしまうことになってしまいますし、暗くなると作業効率も落ちる(地底人は別)のであらかじめ屋根を付けないようにしておきましょう。
やり方は
「アーキテクト→ゾーン→屋根取り外し」を選択後左クリック
完全にできあがってから改めて屋根を設定しましょう。
これで建築の優先順位を設定されているキャラが資材を使って建築を行います。
木を伐採する
木材はこれから先ずっとお世話になる資材です。
温帯森林であれば滅多なことがなければ枯渇することはないので随時行いましょう。
栽培スキルの能力値上げもできるので、「栽培」と「収穫」はなるべく同じ入植者でやるようにすると効率よく上げることができます。
ただし木材には耐久値が設定されているのでちゃんとしまわないと劣化しますし、多すぎると倉庫を圧迫するので無闇矢鱈にはやらない方がいいです。
建築予定値を整地する
先程寝床を作成するために壁を設置しましたが、いくつか白い予定地の中に木が立っている部分があると思います。
この場所に建築するためには「木を伐採→建築」といった手順を踏むことになり、伐採も建築担当者が行うことになります。
建築担当者の栽培スキルが高ければいいんですが、そうでない場合かなりの時間がかかってしまいますので、あらかじめ整地をしておきます。
やり方は
「アーキテクト→命令→伐採」を選択後、対象の木をクリック
木の中心に小さくはさみマークが出ていればOKです。
左クリックを押しながらマウス移動でまとめて木を選択できますが、順番はランダム?です。
もし指定したい場合は右クリックから行動を指示しましょう、順番も決めておきたければShiftキーを押しながらの行動予約が便利です。
まずは部屋の内部に限定して伐採指示を出し、終わる頃に周囲の木を選択しましょう。
伐採できない木があった
もし伐採で選んだのにハサミマークが出ない場合は、その木が木材を取れるほど成長していないということになります。
どうしても邪魔ですぐ無くしてしまいたいのであれば、伐採の左側にある「刈り取り」の命令を使用すると伐採してくれます。もちろん木材は出ません。
また、刈り取りで範囲指定をすると雑草なども対象になるので土だけの地面を作ることもできますが、その分時間はかかるので基本は個別にクリックした方がいいです。
一時停止を解除する
ここまできたらとうとう一時停止を解除してみましょう、少しのクールタイムを挟んだ後、指示に沿って入植者たちが動き始めます。
ちゃんと優先順位に従って各キャラが行動しているか見守ります。もし滞っている所があれば慌てず一時停止をして状態を確認しましょう。
思っていた以上に進んでいれば追加で建築をしてみたり、伐採の指示を出してみたりいろいろ試してみるといいです。もし余裕があればテーブルとスツール、輪投げなんかも作れると初日としては十分な進捗です。
暗くなって10時くらいになると入植者たちも寝始めます、その間に翌日の指示を出してみたり早送りのスピードを試してみたりと予定を立てていきましょう。
まとめ
今さっき気づいたんですが、EngieとRomanは恋人同士なので、同じ部屋にダブルベッドを設置すると心情が爆上がりします。
逆に今回のように個室にすると別になったと心情が下がります。いいことは何一つ無いんで次回までにダブルベッドに直しておきます。
冒頭でも書きましたがあれも書いておきたい、これも書いておきたいとやっているうちにどんどん文章が長くなっていってまとめるのに時間がかかっております。
次回はまた別の基本的な事項について触れていきますので見ていただければ嬉しいです。