半年以上経ってからアップデート情報を調べるブログがあるらしいですよ。
というわけでアップデートで追加されたり変わった部分を今更見ていきます。本当に今更ですね、久々にプレイしつつ追っていきます。はじめはオシャレにプレイレポート形式でやりたかったけど文章力の必要スキルを満たしていなかったため断念しました。
色々追加されすぎているのとプレイしながらなのですべてを紹介はできません、気になった部分をピックアップしていきます。
それとバニラのみの情報となります、あいにくDLCは購入していないのです。それとバグ修正もいくらなんでも多すぎるしほとんどがイデオロギー関連なので省きます。
プレイ環境
開始時の設定など
一応プレイ環境も書いておく意味がほとんどないけどフレーバーとして紹介しておきます。
記事タイトルについてはそもそも僕が襲撃の対処を苦手としているというのもありますが、襲撃前提でコロニーの運営をしたくないというのが前々からありました。ゲームデザイン的にはそぐわないのかもしれないけどたまにはいいでしょう、ということで以下の設定で開始しました。
ストーリー:不時着(物資はいじらない)
ストーリーテラー:ランディ
難易度:カスタム(最高難易度で襲撃関連をゼロに)
開始地点:ツンドラ(ランダム開始)
戦闘がない最高難易度でやれば内政面で四苦八苦できて楽しいのではないかということで最高難易度ランディを選択、開始地点はどこが出ても一発決定ということでツンドラになりました。当初はやばいかと思ってましたがおそらく当たりですね、最高難易度できついのは大海氷もしくは逆に暑い地域な気がします。
使用mod
可能な限りバニラな状態でプレイしています。一部甘えmodもあります。
Camera+(マウスホイールでの画面拡大率アップ)
Allow Tool(全許可や全禁止など命令を追加)
Heat Map(温度を色分け)
Color Coded Mood Bar(入植者の心情バーを色分け)
No Power Wires(電源の接続線、黒いワイヤーを非表示にする)
Mad Skills(時間経過によるスキル値の低下を無効にする、甘えmodその1)
Wall Light(壁面設置の照明を追加、甘えmodその2)
その他前提mod
家畜
バージョン1.3でかなり多くの追加や変更があったもののひとつが家畜関連です。
今まではゾーン管理でやっていた囲い込みが建築物でできるようになる他、全体的にリアルに寄せていく傾向になるのかなと思います。現実に近づけた分やりやすくなった点と、汚れの細分化などやりづらくなった点があるような感じです。
実際僕自身もmodで追加した動物はよく飼っていたけどバニラの動物ってほとんど手を出してないなと、これを機会に家畜に触れるプレイヤーは増えると考えれば良い調整かもですね。
ペンシステム
家畜の扱いとなる動物は1.3からペンという建築物を使った管理が必要になりました。
ここでいう家畜とはアイベックス、アルパカ、イノシシ、ウシ、ウマ、エミュー、ガゼル、ガチョウ、カピバラ、カモ、カリブー、シカ、シチメンチョウ、ダチョウ、チンチラ、ニワトリ、バイソン、ヒクイドリ、ヒツジ、ヒトコブラクダ、ブタ、ヘラジカ、ボマロープ、マッファロー、ヤギ、ヤク、ロバのことです。多いな。
アプデ内容より
ペンマーカー。密閉された部屋やフェンスで囲まれた場所にペンマーカーを置いてペンを作ります。配置した後は、そのペンに特定の動物を割り当てることができ、入植者が適切な動物を連れてきてくれます。また、ペンマーカーには「自動刈り取り」という機能があり、ペンの中の食べられない植物を定期的に指定して切り取りしてくれます。
アーキテクトのその他に「ペンマーカー」という立て札のような建築物があり、周囲を囲った地点に建てることで家畜となる動物を連れてくることができます。もちろん事前の手なづけは必要です。
屋外というか植物の生える部分に建てると囲いの中の栄養値と、囲いの中にいる家畜が必要とする栄養値が表示されるようになります。成長量もしくは備蓄が消費量を上回っていれば、その中では家畜が飢えないというわけです。
植物が育たない、そもそも無い環境にペンマーカーを建てた場合はもちろん栄養の値がゼロなので、従来どおり備蓄ゾーン指定などによって餌を用意する必要があります。某牧場運営ゲームに倣って温かいシーズンは放牧し、植物の育たない秋冬にかけては屋内で飼育するなどの使い分けがいいでしょうか。
今回のプレイではツンドラのせいでほとんど放牧が意味をなさず、初期に付いてきたウマは食糧不足で屠殺、イベントでなついたメガスロスも動物スキルが足りなくて屠殺とアプデ内容とマッチしない環境であまり効果を実感できていません。
ただ別データで試しに飼ってみたヤギ2頭が満足する広さが100マス程度必要だったことを考えると、ある程度の数を放牧によって飼育するなら広大な牧場が必要になりそうです。
ペンマーカーには動物を指定する機能がある他、木などその放牧地に必要のない植物を自動で刈り取るよう設定することもできます。見た感じあまり優先度は高くなさそうなので急ぐなら手動でやりましょう。
コロニーに加入した時点でペンによる管理がされていない家畜は割と早い段階で放浪し始めます。一応調教担当の手が空いていればコロニーまで引っ張ってきますが、多分放っておくとそのままマップ外に逃げられてしまう可能性があるため、なるべく場所を用意してから加入させたいところです。
アプデ内容より
入植者はロープを使って動物を別の場所へ、あるいはペンから出すために誘導します。
基本的に家畜扱いの動物は調教しやすさが無しになっており、移動はすべて入植者が行うようになりました。従来のようなゾーンの指定による移動ができなくなってしまったため、急な動きに対応できなくなったのは残念ではあります。特にそのあおりを受けたのがボマロープで、調教しやすさが無しに変更されたことにより自爆特攻ができなくなった取り回しが変わったのは注意です。
アプデ内容より
ペンに割り当てられた動物は襲撃者に対して攻撃性がなく、その逆もまた然り。
襲撃者が家畜を積極的に攻撃しなくなりました。
襲撃者が攻撃してこないとは書いてますが流れ弾もあるだろうし、壁だけ壊されて戦闘中に放浪からのコロニー外脱出とかもありそうと考えると、飼育場所自体はそこまで変えられないのかなとは思います。あまりコロニーから離してしまうと世話も大変ですし。
汚れとわらマット
アプデ内容より
動物の汚れ率は、ボディサイズとペット度から算出されるバーチャルなスタッツではなくなりました。動物の汚さ率は、動物とhumanlikesで定義されるスタッツになりました。FilthMultiplier(フィルスマルチプライヤー)です。
うまくまとめることができないので機械翻訳そのまま載せました。簡単に言うと動物が床を汚す度合いの倍率や表示が変更されたということだと思います。
とにかく動物が出す汚れが大幅に増えており、旧バージョンのように自由にコロニー内を歩かせると汚れまみれになりますよということです。家畜に関する仕様がリアルに寄って面倒になった部分ですね、なので屋外で飼うか新たに追加された床を使うかということになってきます。
アプデ内容より
新しいフロアのわらマットを追加しました。この床では汚れの発生が95%減るため、汚れの多い動物を飼っている納屋に便利です。動物の汚れが変更されたので、入植者の建物に不必要な汚れが発生しないように動物は納屋で飼うようにしましょう。
わらマットを使用していない室内で、汚れを多く出す動物がいる場合アラートが表示されるようになりました。
汚れって何回出てくるんだこの文章。以前床の種類を追加するmodにも似たようなのがありました、わらマットは汚れが出づらいため厩舎に設置すると汚れの発生を抑えることができます。資材も干し草が3と比較的軽く、汚れを気にするならとりあえず敷いておきましょう。
反面わらの宿命というか燃えやすさが半端ないので汚れを気にしないなら別に地肌むき出しでもいい気がします。壁とドアで視線切っておけば入植者の心情にも影響しないし、調教も必要なから餌の運搬くらいしか部屋に入ることもありません。実際ツンドラプレイだと干し草の栽培が後回しになってしばらく使いませんでした。
家畜関連の建築物
以下枠内はアプデ内容より
フェンスを作ってペンを囲み、動物が逃げないようにします。ペンに割り当てられた動物はフェンスやバリケードを通過することはできません
フェンスは安価な壁として使用できる、と思っていた時期がありました。modにもフェンスを追加するものがあるため似たような働きを期待するとガッツリ裏切られます。というのも、フェンスには防壁としての機能が一切ないという点です。
具体的に言うと肉食動物や襲撃者は普通にフェンスを乗り越えます。とりあえずの襲撃対策にーなんて軽い考えでコロニーを囲っても無意味、じゃあ家畜を守るためにーなんて軽い考えでペンを囲っても無意味です。こちらを襲うような動物はだいたいフェンスを乗り越えて家畜を襲ってくる上、家畜はフェンスを乗り越えられないため逃げることができません。
肉食動物なんてどこでも出てくるし、安全を考えるなら壁で囲ってフェンスを置くくらいしかないと思います。じゃあフェンスいらないじゃんってなって使ってないです。放浪対策に一時的に囲うくらいしかないんじゃないかな、せめて動物だけでも乗り越え不可だったらよかったと思わずにはいられない。
家畜用出入口を追加しました。保温しながら動物が通れるようにした扉です
木材や石材で作ることのできるフェンスゲートと、布や革で作ることができる動物用ドアです。素材以外での大きな違いはフェンスゲートは家畜が自分で開けることがなく、動物用ドアは自分で開けて通ることができる点です。
特に動物用ドアはドアの先にある空間を囲っておけばペンマーカーに認識されるようで、下の画像のように屋内と屋外を区切るようにすれば昼間は外で草を食べ、夜は厩舎に戻って眠るという放牧ができそうです。
今回はあいにく放牧ができないため試せないんですが、肉食動物に対する備えさえしていればバイオームによっては餌を用意する必要すらなくなるかもしれませんね。
卵箱を追加しました。飼いならされた産卵生物が箱の中で産卵し、その卵は食料として利用できます。箱がいっぱいになると入植者が自動的に空にしてくれます
卵の産卵場所を指定する建築物、屋外劣化を防いでくれるためトリを飼うなら設置しましょう。
食料として利用できるということは無精卵になるのでしょうか、試そうと思ってトレーダーから購入したカモが2日で凍死してしまい未だ詳細は不明、-40℃だもんそりゃあ死ぬよ。
動物は動物用ベッドに割り当てることができます。これらのベッドは医療用として指定することができます
正確には新規追加の建築物ではありませんが、今まではmodで対応していた機能がバニラに実装ということでこちらに載せています。戦闘を行う家畜にはしっかりベッドを割り当てたくても適当に寝られてしまうということ避けることができます、非常に便利。
家畜関連その他
自動屠殺システムを追加しました。プレイヤーが飼育する動物の種類を選択すると、残りの動物は自動的に屠殺されます
家畜飼う人なら複数の動物を同じ厩舎に入れることはしない気がするんですけどこの辺は性格が出るのかな、僕は多分使わない機能。どちらかといえば特定の頭数に達したら~匹まで間引くみたいな設定のほうがほしいかも。
動物の避妊手術を追加しました。コロニーの動物が繁殖しないように不妊手術ができるようになりました
イベントで大量に加入する愛玩系の動物などは放っておくと増えますからね、間引くのはちょっと抵抗ある人でも去勢なら行けるか?任意で戻せたら便利そうだけど流石に悪魔の所業か。
飼いならした動物を野生に帰すことができるようになりました
使うことあるんでしょうか、野生に帰すくらいなら売るか屠殺かな気がする。それがリムワールド。
絆のある動物を解放すると、屠殺するのと同じように心情にマイナスの影響があります
結局マイナス心情が発生するなら解放する意味もないんですよね、逆に心情アップするなら使い所も生まれそうなもんですが。ドラえもんの日本誕生みたいに別れだけど感動するみたいな。
動物タブに動物の正確な年齢が表示されるようになりました
動物は10%以下の成長率の植物を食べたがりません
飢餓率が50%減少
大人の年齢が33%引き下げられます
まともに繁殖させると結構時間かかりますからね、これはありがたい調整。
妊娠日数が33%短縮されました。(受精卵は含まれません)
今飼育しているマッファローもポコポコ産んでるから体感でもだいぶ早くなってます。
有害な放射性物質の蓄積を50%削減
肉の収穫量が30%向上
損傷した死体は、肉と革の量が33%減少します
難易度が高くなるとかなり目減りします。可能なら手なづけからの屠殺で量を確保しましょう。
ボマロープの調教しやすさを無しに変更
自爆特攻メタ
ポーンのステータスに新しく動物の生産性カテゴリーを追加しました。このカテゴリには、動物用品に関連する情報が含まれています
動物を販売している業者は、最低でも1組の農耕用動物を生成しようとします
植物
木の植え替え
木の植え替えを追加しました。木を抽出し、アイテムとして移動させることができ、その後好きな場所に植え替えることができます。植え替えないと7日後に枯れてしまいます。誰でも使えますが、特に木を殺すのは不道徳だと考えているコロニーでは建築現場の邪魔にならないように木を移動させることができるので便利だと思います
生えている木の再設置が可能になっていました。指示を出すと対象の木をアイテム化して別の位置に配置することができます、説明にもあるように7日経つとなくなってしまうので基本的には抽出から再配置までをセットにすると忘れなくていい感じです。
まだ伐採できない木が建築したい場所にあって木材が採れず無駄になったりするのを避けることができます、木材が貴重なバイオームではお世話になることもありそうです。
というかツンドラプレイだと実用的なレベルで、気温の影響で生育期間が短い木を集めておくことで育ち次第伐採というようにすれば木材入手のロスが減らせます。そして高難易度においてはアルファビーバー対策ができる点が有用です。
アルファビーバーは難易度を上げると出現する動物で、一度にまとまった数が現れてマップ上の木材を食い尽くしていくという人工の動物による自然災害です。ビーバー自体も逆襲率が50%と比較的高く、何より群れで襲ってくるため装備のない序盤はきついイベントです。
しかもイベント自体は襲撃系ではないため今回の襲撃なし難易度でも普通に発生します。初期に出現したときは5体と少なかったものの、3日程度放置していただけで結構な量の木がかじられました。
壁で囲ったスペースに木を植え替えておけば外部の影響を受けずに育つのを待てるのがいいですね、万全を期すなら植える部分以外の床を石材にすればゲリラ雷雨の被害も最小限で済みます。
植物関連その他
以下枠内はアプデ内容
ゲーム中に産出される野生の植物の成長率が5%から15%になりました
プレイヤーが新たに蒔いた植物は、0.01%の成長からスタートします
PlantHarvestYieldのステータスが100%を超えると、収穫量にボーナスが与えられます
とにかくちゃんと育ってから収穫しようねってことでいいと思います。
非理想的な温度の植物の検査文字列を改善し、実際には非常にゆっくりと成長している場合に「成長していません」と表示されないようにしました
雑草の栄養価を0.7から0.5に下げました
水を使わないフローリングの室内には、動物の糞尿やゴミが撒き散らされていることがあります。雨はより多くの汚れを洗い流します
これも今まではmodで補っていた機能が実装されたという感じですね。屋根があると雨による汚れの除去が適用されないため、家畜はしっかり分けましょう。
まとめ
簡単にまとめると以下の通り
- 家畜関連の追加要素が多め
- 特にペンマーカーという囲いを作って家畜を飼うシステムが強化された
- 家畜の対象となる動物は調教レベルが無しでゾーン指定移動ができない
- 動物から出る汚れが半端なくなった、住み分けるかわら床を使う
- その他産出物や成長が早くなるなど細かい点も数多く調整
- 植物関連もそこそこ変化
- 木の植え替えはバイオームによっては実用的
- 家畜の変更に合わせて野草の成長度や栄養が変化した
本当は他にも戦闘関連やポーン関連等あります。ありますが追いきれてないです。
なにせ戦闘は起きないから確かめようがないし、これ1.3からだっけ?みたいなのが頻発してます。そもそも最高難易度ランディのツンドラっていうの自体が安定するまで時間がかかるんですよ、完全に食料尽きて詰みかけたし。
項目が多いからまた別でざっと紹介していくつもりです、久々だけどやっぱリムワールド面白い。