【Phasmophobia】スピリットボックス縛りはどう難しくなるかを少し解説

以前スピリットボックス縛りについての記事を作りました。

ここ数日マイクが使えない環境になってしまっているのもあって自ら率先して縛りプレイをしているわけなんですが、やっぱり特定はしづらいというのが本音です。

本来必要な要素を消してるんだから当たり前といえばその通りではあります。

そこで今回は実際にプレイしてどう難しいかを簡単に解説していきます。主観によるところが大きいという点は一応ご注意ください。

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スピリットボックス縛り

そもそもスピリットボックス縛りとは何だという方に軽くご説明します。

調査道具でありながらオンリーワンなホラー要素を持つスピリットボックスをあえて封印することで怖さを軽減しようというのが目的。

面白そうだけど怖いからやるのはためらってしまう、でも怖くてやれないくらいなら多少不便でもやれたほうがいいという僕のようなホラー耐性がない人におすすめするプレイ方法です。

主なメリットは
・調査時間の短縮
・道具運搬の手間削減
・周囲に怪しまれない

デメリットは
・縛りによる特定難易度上昇
・ゲーム性を損なう

などがあり、その中でもデメリットにある難易度の上昇がどのように起きているのかに触れていくのが趣旨です。

スピリットボックス縛りの詳細については下記の記事で紹介しています。

スピリットボックスが必要なタイプ

この表をサムネにする勇気

ここでスピリットボックスが証拠となる幽霊を確認します。

スピリット、レイス、ポルターガイスト、ジン、メアー、デーモン、鬼の7種類。

上の図を見ればわかりますが何故かスピリットボックスだけひとつ多いんですよね、ゲームの目玉ともなる要素をぜひ使ってほしいという製作者の強い意志を感じます。

12体のうち7体が必要ということは、単純計算でも6割がたスピリットボックスが必要になるということです。そら難易度も上がります。

ただそんな中でもわかりやすいのとわかりづらいのがあるので、それをタイプごとに完全主観で解説していきます。

スピリットボックスが必要な幽霊

スピリット

必要な証拠:指紋、ゴーストライティング、スピリットボックス

他の証拠が集まった時点での候補
レヴナント(指紋、ゴーストライティング、EMFレベル5)

特定難易度:中

正直なところ特定の難しいかどうかって「氷点下の温度になるかならないか」によるところが大きいと思ってるんです。

ですので氷点下の温度が関係ないスピリットは特徴がないため動きから推理することが難しく、個人的にはシェードと並んで上位に位置しています。

ゴーストライティングは比較的見つけやすいんですが指紋はすぐに見つからないことも多く、必ず現場の扉に出るというわけもありません。

また、もう一つの候補となるレヴナントもEMFレベル5と安定しない証拠のため絞り込みがしづらい、長時間滞在しないのであれば難易度は高め。

逆にスピリットボックスを使用するのであれば特定しやすい部類です。

レイス

必要な証拠:指紋、氷点下の温度、スピリットボックス

他の証拠が集まった時点での候補
バンシー(指紋、氷点下の温度、EMFレベル5)

特定難易度:中

氷点下の温度は温度計を使わなくても吐く息によって見つけることができます。なので証拠の種類としては最も見つけやすいです。

指紋はスピリットの項でも触れたようにある程度時間が経たないと出現しないパターンがあるため、他の証拠を調べた後にUVライトを使うといいかもしれません。

しかし、最後の特定についてはレヴナントと同じくEMFレベル5というのもあって見つけにくく、バンシーの特徴であるひとりを執拗に狙うというのもソロプレイには当てはまりません。

レイスは特徴が多めな幽霊ではありますが壁越しの検知は特定のヒントにはなりませんし、塩で足跡が検出されないのも確実ではないんですよね。

EMFは本当に気まぐれです。

ポルターガイスト

必要な証拠:指紋、ゴーストオーブ、スピリットボックス

他の証拠が集まった時点での候補
無し

特定難易度:低

ポルターガイストは唯一の特徴を持っています。

それは証拠が2つで特定できるという点、指紋とゴーストオーブを発見した時点でポルターガイストが確定します。

スピリットボックスが証拠なのにスピリットボックスを必要としないという非常にありがたい幽霊、出てきたらラッキーまであります。

しかもポルターガイスト自体もそこまで危険な幽霊でもなく物を動かしてくるくらいです。オーブ確認のためにモニターをチェックしていると頻繁に部屋の中のものが動くので見てる分には楽しい。

撮れ高が必要な動画や配信では物足りないと言われがちなポルポル君ですが、手軽に恐怖演出を味わうには最適なキャラクターと言えます。

ジン

必要な証拠:EMFレベル5、ゴーストオーブ、スピリットボックス

他の証拠が集まった時点での候補
ファントム(EMFレベル5、ゴーストオーブ、氷点下の温度)
シェード(EMFレベル5、ゴーストオーブ、ゴーストライティング)

特定難易度:高

ジンは個人的(激ウマギャグ)にスピリットボックス縛りにおける最難関です。

最終的な候補が3種類になるというのはもちろん、他の候補がもともと特定しづらいタイプの幽霊であることも難易度を上げる原因になっています。

ファントムはまだ何とかなります。そもそも氷点下の温度が証拠になるのでジンではなくメアーとの関連のほうが強めです。

問題はシェード、ジャーナルの説明にもある通り非常に消極的です。

ジンとの違いはライティングなのですが、たとえ正しい位置に道具を設置したとしてもなかなか証拠を残さなかったりします。

複数のプレイヤーが居ると動かなかくなるのでマルチプレイによる数の暴力も意味がないとかなりの草食系です。

僕自身のジンとシェードの特定率は高くないです。氷点下かどうかを確認してからライティングブックとカメラを設置し、EMFを持ちながらうろつくくらいしかやれないのでシェードが候補に出たらおとなしく帰ってます。

縛るならそのくらいのフットワークが大事です。

メアー

必要な証拠:氷点下の温度、ゴーストオーブ、スピリットボックス

他の証拠が集まった時点での候補
ファントム(氷点下の温度、ゴーストオーブ、EMFレベル5)
幽霊(氷点下の温度、ゴーストオーブ、ゴーストライティング)

特定難易度:高

メアーも最終的な特定難易度は高め、ファントム君は人気ですね。

難易度が高めの理由としては最終候補が3種類になるのに加えて、メアー自体の特徴により調査中の恐怖が半端ないという点。

暗闇で活性化するため他の幽霊に比べて電気を消したりブレーカーを落としたりする頻度が高めです。ブレーカーを上げるために移動するという作業はPhasmophobia内において屈指の怖さを誇る作業なんですよ。

だからって放置しておくと襲われやすくなるので復旧しに行くわけです。そうすると自然に調査時間が伸びて更に怖いというホラーのお手本みたいなやつです。

残りの候補もファントムは直視すると正気度が一気に下がるし幽霊もこちらの正気度を下げる行動をとってくるタイプなので、調査の難易度以上にプレイヤーをビビらせてくるというのがこの組み合わせです。

裏を返せば頻繁な照明落としや直視時の正気度低下など他の幽霊に比べて特徴がはっきりしているため、証拠以外の特徴から特定することもできます(やるとは言っていない)。

デーモン

必要な証拠:ゴーストライティング、氷点下の温度、スピリットボックス

他の証拠が集まった時点での候補
幽霊(ゴーストライティング、氷点下の温度、ゴーストオーブ)

特定難易度:低

その攻撃性の高さから実況では大人気の閣下。

主観ですがデーモンと幽霊の2択は結構出やすい気がします。

デーモンも幽霊も氷点下はわかりやすいですし、ライティングも割とすぐ反応してくれるイメージが強いので絞り込みの難易度は低め。

そこまで出ればスピリットボックスを使わない以上オーブを確認すればいいわけで、トラックの中という聖域からモニターを眺めるだけの仕事になります。

ただ幽霊の場合はオーブが結構渋いことがあるので、資金に余裕があるなら追加でビデオカメラを持っていくことをおすすめします。三脚もあれば床置きしなくても良くなるので便利だけどそこまで必要ではありません。

ちなみに氷点下とスピリットボックスの組み合わせだとレイス、メアー、デーモンが候補になりとても緊張感のある調査が楽しめます。スリルを味わいたいという方は是非。

必要な証拠:ゴーストライティング、EMFレベル5、スピリットボックス

他の証拠が集まった時点での候補
レヴナント(ゴーストライティング、EMFレベル5、指紋)
シェード(ゴーストライティング、EMFレベル5、ゴーストオーブ)

特定難易度:高

鬼も最終的な特定の難易度が高い、全部シェードのせい。

氷点下が関係ないだけでも難しくなるのに、このパターンになると証拠自体が集まらないケースが発生します。

ライティングも書かれなければEMFも反応しないか反応してもレベル4までだったりで証拠にならず、いつまでたっても絞り込みすらできない状態に。

おそらくスピリットボックス縛りの影響を一番強く受ける組み合わせ、こうなったら諦めて鬼かシェードに設定してさっさと帰りましょう。

縛りプレイはスピード感が大事です。

まとめ

スピリットボックス縛りによる特定難易度の目安は以下のとおりです。

難易度高:ジン、メアー、鬼

難易度中:スピリット、レイス

難易度低:ポルターガイスト、デーモン

基準はスピリットボックス以外の証拠を集めた後に残る最終的な候補の数が多いかどうかと、最も見つけやすい証拠である氷点下の温度があるかどうか。

ジンと鬼は氷点下なしの最終候補が3種類で文句なし、メアーは氷点下ありの最終候補が3種類だけど候補がホラー方面に手強いので難易度高め。

スピリットは縛らないなら簡単、レイスはEMFのデレ次第で難易度が変わる。

デーモンは最終的にモニターを除くだけになるので難しくはない、証拠が2つで特定できるポルターガイストは癒やし。

あくまでスピリットボックス縛りと主観によるものということをご理解ください。普通にプレイすればまた評価は変わります、シェード以外。

ベータでは新マップが追加されたりと色々起きてますね。やり込み勢に合わせて難易度ばっかりが上がらないようにしてほしいなとは思っている今日このごろ。