その③にしてとうとう初日が終了した序盤解説でしたが、今回は3日目までと今までに比べると一気に時間が進みます。
どんどんやれることが増えていって、どのあたりから手を付けるかの個性が出始める期間です。
その中でも早い段階でやっておいたほうがいいことを解説してみました。
とはいってもあまりに細かくしすぎると自分でも何を書いているのかわからなくなるので、できるだけかいつまんで紹介していきます。
続きものとなっているので、よければ下記の記事も見ていってください!
はじめに
本記事はmodを使用しない通常でのプレイを基準に書いていますが、何ぶんmod環境でのプレイが長すぎて勘違いしているところもあるかもしれません。
既プレイの方には薄い内容に見えるかもしれませんのでご了承ください。
そして一番大事なことなんですが、このゲームはできることの幅が広いこともあり、人によって最善の方法というのがだいぶ違ってきます。
ベターではあってもベストではないということを踏まえつつ、あくまで僕がやるときはこの手順でやっているという話ですので、自分のやりやすい方法を見つけるための参考になれば幸いです。
3日目までにやること
2日目から3日目にかけてやることは以下のとおりです。
やること
・農業を始める
・冷凍庫を作る
・囚人部屋を作る
・ストーンカッターを作る
・研究台を作る
初日に最低限の設備を整えた次は、更に生活環境を向上させるべく行動していきます。
順番は僕のやった順で紹介していますが決まった順序はないので、もし興味のある内容があればそちらを優先しても構いません。
ただし農業はなるべく早く開始しておくことをおすすめします。
ストーンカッターと研究台は実際の作業に入るのはもう少し先になってからなので、間に合わなければ後回しにしても大丈夫です。
作業中は結構な数の木材を必要とします。使用量を確認しながら農業と伐採をバランスよく行うよう優先順位をずらしたり、場合によっては直接指定で伐採させるなど操作の練習をしていくといいですよ。
農業を始める
食料を得る方法は主に農業と狩猟です。
どちらも重要なんですが狩猟は動物の数に依存するのと狩猟自体に危険が伴うので、安定を取るのであれば栽培を行って損はありません。
食料以外にも薬草などの重要な資材が時間さえあれば無制限に手に入りますし、余るようであれば売却して資金源にもできるので、縛ってないのであれば必ず実施しましょう。
農地を選ぶ
土の上であればどこでもできるんですが、条件の良い場所で育てると成長が早くなります。
アーキテクトを何も選んでいない状態で画面にカーソルを合わせると、左下にそのマスの情報が表示されます。
農地を作成する場合はできるだけ肥えた土(肥沃度140%)の土地を選ぶようにしましょう、画像でいうと赤い枠で囲っている部分で、普通の土より少し濃い茶色です。
肥えた土は読んで字のごとく作物の成長が早くなるので栽培に適しています。反面砂利などは肥沃度が低いので栽培する前にしっかり確認しましょう。
今回は拠点の上にあったのでそこを農業地帯として栽培を開始することにします。
農業ゾーンを指定する
農業もゾーンで行います。もう何度出るんだって思うかもしれませんがゾーンとリムワールドは切っても切れない関係なので慣れましょう。
ゾーンを理解して使いこなせるようになれば一人前の入植者です。
まずは共通のやり方です。
やり方は
「アーキテクト→ゾーン→農業ゾーン」を選択後左クリック
広げる場合は「ゾーンの拡張」、縮める場合は「ゾーンの取り消し」、「ゾーンの削除」を選択するとまるまる消えるのでうっかり使わないように注意。
ゾーンの指定自体は他のゾーンと変わりありませんがこの後が違ってきます。
指定したゾーンをクリックすると、デフォルトでは「植物:ジャガイモ」となっていると思います。このままだとジャガイモを植えてしまうので米に変更しましょう。
作物の変更は
ゾーンをクリック→植物:〇〇→米に変更
これで入植者がその範囲内で米の栽培を行います。
ジャガイモでもいいんですが芋は肥沃度の低い土地で輝きます。米は肥沃度の恩恵が大きく、短い日数でにょきにょき育つので食料の安定化に役立ちます。
次に木綿を育てます。
木綿は収穫すると布になります。布から作れるのは衣服・家具・娯楽品と用途が幅広いんですが成長に時間がかかるのがネックなので今のうちからある程度育てておきます。
特に衣服は劣化してしまうと心情が下がります。かといって服を脱がせると全裸になったとこれまた心情が下がってしまうんです(ある性格除く)。それにも関わらず作る以外の入手法は割と限られているので、心情のためにも早めに在庫を確保しておきましょう。
ゾーンの指定方法は米のときと同様です。
作物の変更は
ゾーンをクリック→植物:〇〇→木綿に変更
先ほど米を指定したゾーンに設定してしまわないようどのゾーンが対象になっているかはしっかりと確認しておきましょう。
本来であればもう一つ薬草になる「ヒールルート」を栽培するのがマストなのですが、必要な栽培スキル値が8となっているので現状作成できません。
植えるのも育つのも時間がかかる上に常に必要になるので、キャラ作成時にスキル値8以上を用意するのが無難です。
今回はそのへんに生えている野ヒールルートを収穫して凌ぐことにします。
上述しましたが米はともかく木綿は結構植えるのも時間がかかります。
栽培に比率を置きすぎると木材が不足するので、状況を見ながら収穫の優先順位を上げて伐採を行うようにしましょう。
切った木材は倉庫になくても勝手に使うので運搬は後回しでいいです。
冷凍庫を作る
初日に資材を備蓄する倉庫を作りました。
ですが食材を始めとする生もの関係にはいわゆる鮮度というものがありまして、たとえ屋根の下にあったとしても周囲の温度によって劣化していきます。
最終的には腐って消滅してしまいますので、生ものを保管する冷凍庫を作成します。
枠を作る
まずは冷凍庫のスペースとなる空間を作成しましょう。
基本的には倉庫と同じで囲いと屋根が必要なんですが、この後解説する温度の影響をなるべく少なくするような作りにします。
サイズはいきなり大きくしすぎると冷やすのが大変なので倉庫と同じく5×5マスにします。
入り口をひとつ作成するまでは同じです。屋根ゾーンをオフにするのを忘れると無駄に時間がかかるのでしっかり範囲指定しておきましょう。
そして冷凍庫の入り口の前に通路のような形でドアを追加します。
これは冷凍庫のドアを開けたときに中の空気が外部に漏れ出す時間を短くするためです。北国育ちの人であれば玄関フードと同じ仕組みといえばわかりやすいでしょうか?
このゲームは温度の動きが結構リアルでして、ドアを開けている間は外気温に近くなるように冷凍庫内の温度がぐんぐん上昇します。
プラスになってしまえば備蓄品の劣化が進み始めるのでなるべく低い温度を保つために中通路を作成するというわけです。
念を入れるのであれば周囲の壁を二重にすると更に温度の変化が少なくなります。石の壁を作れるようになってからでも間に合うので後々検討してみてください。
クーラーを設置する
急に文明の利器が登場しました。
クーラーを設置することで冷凍庫内の温度をマイナスに保つことができるようになります。
やり方は
「アーキテクト→冷暖房→クーラー」を選択後左クリック
設置するのは先に指定していた壁の一部分で大丈です。注意点としては青い方を庫内、赤い方を外に向けて設置することです。QキーとEキーで回転可能です。
青い方は冷気、赤い方は排気を表しています。反対にしてしまうとなんの効果もありませんので方向はしっかり確認しましょう。
勘の良い方はお気づきかもしれませんがこの排気も上手く使えば暖房に利用できます。想像以上に上がるので使い所は思いつきませんが活用方法があれば是非教えていただきたいです。
クーラーの温度設定をする
クーラーの温度設定はデフォルトで21度になっています。
このままでは劣化を止めることができないので温度設定をマイナスにしましょう。
リムワールドのクーラーは優秀なので一台でもガッツリ温度を下げることができます。きっと業務用なんだと思います。
やり方は
対象のクーラーを選択→「-10℃(-1℃)」をクリック
とりあえず-10℃くらいに設定しておきます。マイナスになれば劣化は止まりますが、開閉などで変わってくるので少し低めに設定しておくといいです。
ここでクーラーの仕様についてちょっと説明。
一台のクーラーで冷やせる範囲は限界があります。今後夏や熱波が来て外気温が上昇した、冷凍庫を拡張した、といったときに-10℃を維持できなくなっている場合があります。
それはもうその一台では温度を維持できない状態なので台数を増やすか少し狭くする、今回のように中通路を作るなどして常にマイナスになるよう調節しましょう。
定期的に庫内温度を確認することをおすすめします。
備蓄ゾーンを指定する
またまたやってまいりました、ゾーン指定のお時間です。
今回使用するのは備蓄ゾーンです。指定方法はその③からご確認ください。
ここでは指定したものとして話していきますが、このままでは最初に倉庫用に作成したゾーンと同じ内容のため木材から衣服から同じように収納してしまいます。
なので鮮度が関係する資材だけを備蓄する備蓄ゾーンにする必要があります。
備蓄ゾーンの設定からできますのでやっていきましょう。
やり方は
備蓄ゾーンをクリック→左下に表示される「保管」を選択
すると上記の画像のような画面が表示されます。
ここでチェックされているものはこの備蓄ゾーンに運ばれますし、許可されていないものが運ばれることがありません。
とりあえず説明すると細かくなってしまうので、下記の画像のように指定してください。
これで気温の影響を受ける資材だけを備蓄してくれるようになります。
優先度を重要にすることでチェックされているものを優先的にそのゾーンに運ぶようになります。こうすることで通常の倉庫との区別化ができます。
使い分けができるようになれば「武器だけを備蓄する」、「裁縫機の近くに布だけの備蓄ゾーンを作る」など応用がきくので、ゾーンの設定は覚えておくことをおすすめします。
火力発電機を設置する
先程設置したクーラーですが、そのままでは電力が供給されていないので動きません。
電力を供給するための設備を作成する必要があります。
不時着スタートでは火力発電機と風力発電機が初期から作成できますが、風力発電機は気まぐれなので温帯森林であれば燃料に困らない火力発電機を使用します。
ちなみに火力発電で土壌が汚染され敵が攻めてくる…といった要素はないのでご安心を。
やり方は
「アーキテクト→電力→火力発電(樹)」を選択後左クリック
注意点としてはまず必ず(樹)を選びましょう、液化燃料を安定して入手できるようになるにはそこそこ時間がかかります。
また、設置位置はなるべくクーラーの近くにします。近ければ自動的に供給されるのですが、あまり離れすぎると別途電力線を引いて供給ラインを作らなければいけません。
燃料は木材なので右クリックで指定するか雑用の優先順位を上げます。個人的には数が少ないうちは手動でやるほうが安定します。
最後に忘れずに屋根をはってしばらく放置します。庫内温度が設定したとおりになっていれば完成、なっていない場合は発電機が作動しているか、屋根の空きはないかを確認しましょう。
囚人部屋・ストーンカッター・研究台を作る
ここからは今後に向けての準備になっていきます。
実際に手を付け始めるタイミングは自由ですが、どうせすべて必要になるのでまとめて作っておいてしまおうという考えです。
まずは寝床を作成したときと同様に5マス×5マスの部屋を3つ作成します。
最終的には専用の囚人部屋と作業部屋を作る予定ですが、序盤に作っても宝の持ち腐れになってしまうので間に合わせのサイズで十分です。
人数が増えてきたらこの部屋をまるごと寝室にしてしまえば解体する必要もなくなるので無駄にはなりません。
建設予定地の事前整地と屋根の取り消しは忘れずに。
囚人部屋
物騒な単語ですがリムワールドにおいては重要な施設です。
これから不定期に襲撃者がやってきますが、撃退した襲撃者は捕えることが可能です。
捕虜は非常に使い道が多く、有能なキャラであれば説得して迎え入れることもできますし、治療後に開放することで敵対者との友好度を上げることもできます。
まあもっと色々な使い道があるんですがそれはプレイしながら覚えるといいです。
捕虜にするには囚人部屋という場所を作成しなければいけません。
まずは寝床と同じように部屋の中にベッドを設置しましょう。
その後ベッドを選択し「囚人用ベッドに設定」をクリックします。
ベッドの色が黄色(茶色?)になっていれば成功です。倒れている襲撃者をそのベッドに運び捕虜として扱うようになります。
注意点として、何らかの理由で横の壁を撤去して部屋同士がつながってしまった場合、その空間も囚人部屋として認識されるようになります。
入植者は囚人部屋にあるアイテムを運搬したり使うことができないので、そのときは区切り直すか囚人用ベッドの設定を一度オフにしましょう。
何度もお世話になる施設ですので、余裕ができたら部屋の数を増やすか大部屋化してベッドをたくさん設置するようにしておくと色んな意味ではかどります。
ストーンカッター
ゲーム開始直後からそこら中に転がっている岩を邪魔だと思うことでしょう。
岩の横は若干の遮蔽効果があるものの通過時は移動速度が下がるし、美しさというパラメーターがものすごく低いため入植者の心情も上がりづらくなってしまう。
一見不要な気がしてしまいますが実は建築する上での超重要物資です。
きっとゲームが進むにつれ「もっと岩を…」と求めるようになるでしょう。
とはいえそのままではやっぱり邪魔なだけなので、加工するための作業台を作ります。
やり方は
「アーキテクト→製造→ストーンカッター」を選択後左クリック
作成後は備蓄ゾーンの設定時と同じように「加工」から作業指示を出します。
詳細は省きますが上の画像のように設定してください。
岩ごとに指示を作成するのは、壁用に花崗岩を先に石材にしたいためです。
原料までの距離は無制限にするとマップの端まで行ってしまうので、周囲の石材を見ながら広げたり狭めたりするようにしましょう。
ちなみにストーンカッターは工芸の優先順位で指示できます。
記事の修正前まではスキル値が高いと早いと書いておりましたが、どうやらスキル値で速度は変わらないようです。残念ながらバニラではストーンカッターで工芸の経験値が増えません、なので序盤はともかく中盤以降はスキル値の高いキャラを使うか他の作業で育ててから使うほうが効率が良くなります。
大理石は耐久度が低く壁には向きませんが美しさにボーナスがかかるので、緊急で使う以外は貯め込んでおいて後で彫刻にするといいです。
研究台
このゲームのクリア目標は宇宙に脱出することです。
脱出方法は2パターンあるんですが、おそらくほとんどの人が研究を進めて宇宙船を作成するルートでクリアすると思います。
その他にも生き抜くために必要な技術は常に研究によってアンロックされるため、できるだけ早い段階でスタートできるようにしておきたいです。
なのでまずはいつでも開始できるように形を作っておきましょう。
やり方は
「アーキテクト→製造→研究台」を選択後左クリック
ストーンカッターと研究台は配置するときに円の部分があるんですが、できればそこにはスツールでもいいので椅子をおいておきましょう。
立ったままで作業するのは辛いですからね。
作成後は下帯の「研究」から研究する技術を選ぶことができます。とりあえずなんでもいいんですが保存食のペミカンを作れるようにする研究をしておきます。
これで入植者が研究を始めるようなりました。
研究について注意したいのは優先順位の設定です。
優先順位の配置が一番右にあるため、他の作業が割り振られているとまず研究に取りかかることはありません、しかも研究は直接指示ができないので無理やりやらせることも不可能です。
ですのである程度余裕ができた段階で、研究専門の人員を用意することをおすすめします。
一応「農業をしながら手が空いたら研究」といった設定も可能なんですが、農地が広がってくると栽培担当ってほぼそっちにかかりきりになりますし、他の作業も片手間にできないことが多いです。
スキル値が低くても炎がついていればいつの間にかカンストするので初期値は関係ありません、欲を言えば缶詰作業をしても心情の下がらない地底人などの特性持ちであればベスト。
できることが増えていくとイベントの対処も楽になっていくので、最低一人は研究人員を採用しておくと後々有利になっていきます。
研究に向いている人材
・「知力」に炎がついている
・地底人などの閉所作業で心情が下がらない性格持ち
・炎がついていれば初期スキル値は低くても問題ない
まとめ
本当は床を貼る部分も紹介したかったんですが回を重ねることに増えていく文字数を見て断念しました。
もし貼る場合はアーキテクトのフロアから指示可能です。
プレイしながらスクショを撮って画像を用意してから文章を作成しているのですが、思った以上に進まなくて驚いています。
でもそれだけやれることが多くて、なんとか伝えようと記事を作成するのが楽しいです。
予定では次回その⑤でいったん初心者向けの解説は区切るつもりです。
その後はmodの紹介も少ししていきたいなと考えています。