【RimWorld】初心者向けに序盤の流れを解説:襲撃を凌ぐ

思いの外長期化したこのシリーズ、今回で区切りです。

その⑤では不定期に発生する襲撃についての解説です。

一回目の襲撃は規模も内容もチュートリアルなものになっているので、迎え撃つ方法から戦闘後の処理まで一連の流れを紹介していきます。

襲撃を上手く捌くことができればリターンも大きいので、基本的な操作を覚えてなるべく被害を出さずに凌げるようにすると楽しくなってきますよ。

前回からの続きになっているので、先に確認してみてくださいね。

その①:ゲームスタートまで

その②:一時停止を解く前に

その③:初日にすること

その④:3日目くらいまでに今後の準備をする

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はじめに

本記事はmodを使用しない通常でのプレイを基準に書いていますが、何ぶんmod環境でのプレイが長すぎて勘違いしているところもあるかもしれません。

既プレイの方には薄い内容に見えるかもしれませんのでご了承ください。

そして一番大事なことなんですが、このゲームはできることの幅が広いこともあり、人によって最善の方法というのがだいぶ違ってきます。

ベターではあってもベストではないということを踏まえつつ、あくまで僕がやるときはこの手順でやっているという話ですので、自分のやりやすい方法を見つけるための参考になれば幸いです。

襲撃を凌ぐために

今回対処するのは以下のとおりです。

・動物の暴走
・襲撃

どちらも今後突然発生するので、基本的な操作を覚えましょう。

襲撃に対する迎撃方法から怪我人の治療、囚人の扱い方なども触れているので、一度目を通しておくことをおすすめします。

一時停止は全てに共通する重要事項なので、何かが起きたらまず一時値停止は体に刻み込むようにしておいてください。

動物の暴走

動物の「殺人鬼」状態

ランダムで敵対化する

イベントの発生、もしくは特定のアイテムを使用すると動物が「殺人鬼」状態になります。

この状態になった動物は草食動物だろうが小型動物だろうが関係なく人間に対して敵対的になります。対処方法を解説する前に、仕様を説明しておきます。

マップ上の人間すべてが攻撃対象になる
プレイヤー側の味方キャラだけでなく、敵対している勢力も含めてすべての人間が攻撃の対象になります。飼っているペットや他の野生動物は攻撃されない限り攻撃しません。

キャラが部屋にいる場合ドアを壊そうとする
屋外に攻撃対象がいない、かつ人間がドアから逃げるのを動物が視認している場合人間のいる建物のドアを壊そうとしてきます。
ただしほとんどは数回攻撃するだけですぐ離れていきます。一体なら影響ありませんが複数の動物が連続で殴ってきた場合壊されることがあるので随時修理が必要です。

寝ると元に戻る
殺人鬼状態中も睡眠ゲージは減るので、0になると寝ます。
起床後は普通の状態に戻るので、手に負えない場合は放置しておくのも手です。

場所を確認する

落ち着いて場所を確認

右側に動物の暴走のアラートが発生したらまずはいつもどおり時間を止めましょう。

うっかり見逃すこともあるので、SEは切らないほうがいいです。

ダイアログを左クリックで選択したら「その場所を見る」で今回の場合はノウサギのいる場所を確認します。

万一閉じてしまってもマップ城を目視で探す、野生動物タグからノウサギを選んでジャンプする、歴史タブのメッセージからダイアログを確認するなどカバーできるので焦る必要はありません。

入植者を徴兵する

戦闘態勢

敵が来たからといって自動的に迎撃してくれるといったことはなく、優先順位に従い作業を継続します。最悪敵の方に向かって行く可能性もあるので動きを止めましょう。

やり方は
入植者をクリック→「徴兵」を選択

範囲選択でまとめて徴兵状態にもできます。画面上部の入植者アイコンからも可能です。

この徴兵状態は今後戦闘以外にも頻繁に使うことになるので仕様を覚えましょう。

攻撃範囲に入った敵を自動で攻撃する
武器ごとに設定された攻撃範囲に敵が入り次第自動で攻撃を開始します。
射程範囲は武器のアイコンをクリックすれば表示されます。射程範囲内に複数の敵がいる場合、武器アイコンをクリック後に攻撃対象を選択することでターゲットを指定できます。

ライフルは範囲が広い

自動で移動をしない
徴兵状態の入植者はその場を動きません、移動させる場合は自分で指定する必要があります。
入植者を選択後、右クリックで移動先を指定します。
この仕様は囮戦法や待ち伏せなどに役立つほか、非戦闘員を退避させたりできます。
注意点としては徴兵状態を解除し忘れるといつまでも立ちっぱなしで倒れてしまうので、戦闘終了後は解除をするようにするくらいですかね。

時間を止めてから移動指示を出すようにする

戦闘をさせるには徴兵状態にする、徴兵状態の入植者は移動指示を出す必要がある。

とりあえずこの二点は抑えておくようにしましょう。

対処①:自分で倒す

大体近づく前に倒せる

基本的には自分たちで倒すことになります。

ノウサギは正直強くないので、射撃武器を持った入植者を進行してくる方向に向かって配置すればよっぽどのことがない限りは倒してくれます。

ただし小動物は弱い分攻撃が当たりづらいので、霧雨が降っていて命中率が下がっていたり運が悪いと接近されてしまうこともあります。

接近戦になると銃は使えないので、万一に備えてナイフ持ちの入植者を護衛にしておきます。

近づいてきたら接近戦で攻撃をするようにすれば盤石です。

倒した後のノウサギは許可をしておくと冷凍庫に運んでくれるのでストックしましょう。

対処その②:協力を求める

今回たまたま別の勢力の訪問者がいたので押し付け協力を求めます。

訪問者はランダム出現で時間が立つと帰ってしまうのでいつでも使える手ではないのですが、上手く行けばこちらにリスクなく倒せるので狙ってみるのもありです。

やり方はいたって簡単、入植者を部屋にこもらせます。

右上が訪問者

徴兵状態にしたキャラは自分から動くことはないので、部屋内に配置後は待機です。

殺人鬼状態の動物はマップ上のすべての人間が攻撃対象なので、唯一屋外にいる訪問者を攻撃し始めます。

後は訪問者がノウサギを倒してくれるのを待つだけです。戦闘が始まったら部屋から出て援護射撃をしてもいいでしょう(誤射の可能性もありますが)。

入植者は誰も傷つかないまさに完璧な作戦ってやつです。

完璧な連携

もし訪問者が負けてしまった場合持ち物をすべて落としてしまいます。そのまま屋外にあると劣化してしまうので丁重にお預かりしておきましょう。

欠点を上げるとするのであれば動物が多かったり強かったりすると普通に負けるのと、訪問者が負けて死亡した場合その勢力との友好度が下がるくらいでしょうか。

あまり大きなデメリットではないのでチャンスがあれば積極的に狙ってみましょう。

ちなみに僕はこのシステム大好き。

けが人が出たら

「健康」から怪我の具合が見れる

射撃が当たらず接近を許してしまいけが人が出た場合、早めに治療する必要があります。

入植者の「健康」タブから現在の状態を確認できます。

特に出血量のところに「~時間で死亡」と書かれているときは急がなければいけません。

まずはベッドを治療用のベッドに設定しましょう。

やり方は
ベッドを選択→「医療用ベッドに設定」を選択

黄は囚人、青は医療

この設定をすることで優先順位の「瀕死」「病人」が有効になり、自分で治るまでベッドにいるようになります。優先順位が低いと動けるうちは普通の作業をしてしまいます。

このベッドは医療用だから治療速度が上がる等ではなく、あくまで病人が優先的に使用するベッドという位置づけです。医療用ベッドは研究で作成できるようになります。

そしてベッドに寝ている患者に対し、優先順位の「医者」が振り分けられている入植者が治療を行いますが、急ぐ場合は直接指定をしたほうがいいです。

あとは怪我が治り次第行動を開始するので見守ります。その間作業の人手が少なくなるのは間違いないので、なるべく怪我をさせないような戦い方を考えるようにしましょう。

初めての襲撃

初襲撃

今までプレイしてきた経験上6日目くらいに初めての襲撃が来ます。

最初ということもあり大人数で攻めてくることもないので落ち着いて対処しましょう。

ダイアログが流れた瞬間にスペースキーで一時停止をすることを忘れずに。

襲撃の内容を確認する

まずはログから襲撃の内容を確認します。主にチェックするのは3つです。

襲撃者
今回は原住民タイプなので武器は火器類でないことがわかります。
宙族などは射撃武器を持っていることが多いので難易度が上がります。

襲撃タイミング
今回は「今すぐに~」のタイプなのですぐにこちらに向かってきます。
他にはしばらくしてからなどのパターンがあります。

襲撃タイプ
今回は警戒タイプですが現時点ではなんの意味もありません。
こちらの防衛も揃ってくる中盤以降は必ず確認する必要があります。ポッドで降ってくるタイプや遠距離から砲台で攻撃してくるタイプ、一番厄介なトンネルタイプなど豊富です。

というわけで今回は原住民の速攻タイプということで対処が楽な方です。

位置と武器を確認する

幸薄そう

動物の暴走と同様に、ログから「その場所を見る」で相手の現在位置と情報を確認します。

現在位置から迎撃地点を選ぶのも重要ですが、もう一つ大事なのが武装です。

今回はナイフを持っているので遠距離攻撃が有効ですが、弓など遠距離武器を持っている場合は対処方法も変わってきます。

敵の数が増えてくると面倒になってきますが、火器を持ってくる襲撃者のときはたまにとんでもない武装を持ってくることがあるので最低限チェックすることをおすすめします。

迎撃する

わかりづらくて申し訳ない

敵が来る方向がわかったら迎撃のための配置を行います。

近接攻撃の敵が一人なので、画像のように入植者を配置しました。

まず敵は屋外の射撃担当に向かってまっすぐ突っ込んでくるので、遠距離から攻撃できるように柱の陰に二人配置します。

何度か攻撃をくらいつつ前進してくる敵が一人目の近くに来たときに、部屋に隠れていた近接攻撃担当が横から突撃します。

弱らせてから動きを止め、射撃で確実にダメージを与えていくという寸法です。

これでかなり安全に戦えます、運良く近接担当が被弾しなかったので完全勝利です。

完全勝利

配置をするとき、というか襲撃者と戦う時の注意点として、襲撃者は飼っているペットも攻撃の対象とするので野放しにしておくと攻撃されます。

なので制限ゾーンを一時的に倉庫などに作成した上で家畜タブから行動範囲を制限するなど攻撃されないような工夫も必要です。

まあその使用を逆手に取って囮にすることもできるのでケースバイケースだと思います。

今回一緒に降ってきた猫は家畜としては全く役に立たないので生き残るためにシビアな選択をすることも時には必要です。

囚人の対処

運良く(悪く?)死亡しなかった襲撃者は捕えることができます。

前回囚人部屋を作っておいたので、徴兵状態の入植者で倒れている襲撃者を右クリックすると「~を捕える」の選択肢が出現します。ない場合は囚人ベッドの設定を見直してください。

怪我の治療までは入植者の怪我人がでたときと同じです。デフォルトでは囚人に対しては医薬品を使った治療はせず、薬草もしくは素手になるので死なせたくないのであれば薬草を使いましょう。

よくみると16歳になっとる

「囚人」タブからどのように扱うかを設定します。

もし仲間として迎え入れたい場合は「雑談と勧誘」に設定するんですが、そう簡単に説得することはできません。

勧誘の難易度というのが実際に説得する際の成功率なんですが、これは99%でもない限り気長にやっていればいつか成功します。

問題なのはその下にある「敵対心」で、これが0にならないと勧誘をしても成功しません

なのでまずは「敵対心を緩和」で減らす必要があるんですがこれが全く進みません。

社交のスキル値や囚人の心情によって上下はあるんですが、多くても2.5くらいしか減っているのを見たことがありません。

しかも連続で仕掛けることができず、1日に2回程度しかできないので時間がかかります。

その間も脱走のリスクや一人分多い食料が必要なので、囚人の勧誘は本当に欲しい人材がでたときだけにしたほうがいいかもしれません。

0.9だと単純計算で14日くらいかかる

今回のケースで言うと、先程の襲撃者情報の部分で見たとおり微妙な能力のキャラなので採用は迷うところなんですが、逆に考えればマイナス部分がないのでとにかく人手がほしいのであれば十分圏内です。

そしてこの一日前に運良く入植者の一人が「勧誘意欲」の状態になっていました。

ランダムイベントなんですがこの状態の入植者が勧誘を仕掛けると、勧誘の難易度も敵対心も無視して無条件で勧誘が成功します。

一回成功させてしまうか8日経つと無くなってしまうので、その間に勧誘チャンスがあるかも不明ですし大きな傷跡も残っていなかったので勧誘することにしました。

四人目の戦士(全裸)

仲間が増えるかはランダムですし、序盤は手数があったほうがやりやすいので大きなマイナスポイントが無ければ5人目くらいまでは早めに揃えたほうがいいです。

どうしても能力値を厳選したければ襲撃前のデータをロードすれば襲撃者の情報は変わるので粘ってもいいですが、今ある手札でやりくりするのも面白いですよ。

まとめ

襲撃も様々な種類があって、対処方法もまちまちです。

規模や内容などは資産(コロニー内のアイテムの総価値)と経過プレイ日数によって大きく、強力になっていくそうです、実際体感でもそんな感じ。

なのでもしもに備えて備蓄をたくさんしておく、良いアイテム(資産価値の高いアイテム)を偶然手に入るということが必ずしも有利に働くわけではないのがこのゲームの難しいところ。とはいっても低難易度であれば3年目くらいまでは襲撃の規模も小さいのでまずは確実に対処できるようにしましょう。

その⑤をもっておおよそ最初の一週間、序盤の流れ解説は終了です。

今後は研究によって要素をアンロックしつつ襲撃に備えながら宇宙船開発を進めていくことになります。

あまり時間をかけすぎると襲撃の質が上がって対処が難しい、でもなかなか研究と宇宙船建造が進まなくて時間がかかってしまうという方は、いっそのことそのプレイは脱出を諦めるのもありだと思います。

次にプレイしたときはもっと効率よくできるだろうし、何より宇宙船で脱出したとしてもゲームの続行は可能なので気負う必要はありません。

「シルバーが5万溜まったらクリア」など自分で目標を建てるのもありです。

楽しみ方は無限大なので自分なりのやり方を見つけていってください。